ビビンバ〜すのイルネス〜【6】

・ ページ19

翔太side





深「あれだな。


俺たちって結局、似た者同士だよな。

Snow Manの為に、Snow Manの為になること以外は仕事したくないって言って、

そうやって頑張って、たまに空回ってしんどくなって。


でも、9人いれば9通りの誰にも被らない個性があるからさ。

絶対に活躍できる機会も場所もそれぞれある。


ただ、それを掴むために、必死になって、

俺たちもそんなメンバーの後押しができればさ、それでいいって。

それ以上もそれ以下も別に欲張らなくてもいいかなって。


欲張らなくても、このまま頑張って必死になってれば、

絶対に引き寄せられて、いつの間にか気が付いた時にはさ、

やりたいことがやれるようになってるって。


だから、それまでは、一緒に頑張ろうぜ」



佐「そうだよ。

お前ひとりだけに頑張らせるわけねえだろ」


康「そうやで。

しんどくなったら、この康二君に言いなさい。

いつでも俺の胸貸したるから」




照「翔太。

胸張って、Snow Manの名前も渡辺翔太って名前も轟かせて来いよ」


「ああ、サンキュな」


舘「大丈夫。翔太なら、絶対に大丈夫」








あんなに不安で、あんなにホッとしてたのに、

気が付いたら、そんな感情もきれいに整理されてて、

ただ、「頑張ろう」って、それだけが俺の中にあった。






「よっしゃ、なんか元気出た」


康「それはよかったわ」









全部全部、いつでもメンバーのおかげなんだよな。















あっ、余談だけどさ、


あの後ふっかがこっそり、




深「俺、めっちゃいいこと言ったわー」




って、言ったらその後すぐ、ラウールに




ラ「それ言わなかったらかっこよかったんだけどなぁー」




って言われてたのは、隠しとこ。










end






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





あぺぺさん、リクエストありがとうございました！

渡辺：肺炎（いとつちさんリク）→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す