ビビンバ〜すのイルネス〜【6】

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阿部side




翔「なんかさ、俺、今日不安だったんだよ。

最近、俺だけSnow Manの為になるような仕事ができてなくて。

俺がSnow Manにいる意味ってあんのかなって。


そう思ってた中で、今回の仕事が決まって。


俺、すげー嬉しくてさ、やっと、やっと、Snow Manのための仕事ができる。


なんか、それが本当に誇らしくて。


でも、いざ、メンバーに報告するってなったとき、心臓バクバクで、

喜んでもらえるのか、俺に本当に務まるのかって。


すげー、怖くなって」





翔太が、話し始めた瞬間、輪の中に入ってはこなかったけど、


メンバー皆、それぞれの場所で翔太の言葉に耳を貸してた。





ラ「それで、俺らに報告して、皆すげー喜んでるの見て、ホッとしたんだ」


翔「コクリ)みんなが喜んでくれてる顔見たら、

なんか、やっと俺も、俺の武器をSnow Manに役立てられるって。

そしたら、なんか急にボロボロ泣いてた」






翔太の言ってることは、ちょっと前の俺と同じ。






ラ「それね、俺も昔、同じこと思ってた。

TGCが決まったり、パリコレに出れるってなったとき、

俺、毎回、Snow Manをもっといろんな人に知ってもらおうって、

今でこそ、やっと思えるようになったけど、


まだ加入したての頃なんて、自分のことで精一杯すぎて、

そんな自分を鏡で見てすげー嫌になってたし」



蓮「俺も」

佐「えっ、蓮でもそんなこと思ったりすんの？」


蓮「当たり前だろｗｗ


俺はSnow Manの為にならない仕事はしないって決めてるけど、

でも、ドラマに出させていただくときも、CMに出させていただくってときも、

たまに思ったりする。

これ、ほかのメンバーの方がいい顔できんじゃねえのかなって。


それでも、俺に仕事が来た以上は、死んでもSnow Manっていう名前に泥を塗らないように胸張って頑張ろうって。


でも、今回しょっぴーに来た仕事はしょっぴーにしかできない仕事だって俺は思ってるから、


胸張って頑張ってきてよ」






めめがそういうと、またボロボロ涙を流し始めた。

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