検索窓
今日:65 hit、昨日:96 hit、合計:162,485 hit

ページ17

深澤side


多分、阿部ちゃんが言ってたのは、

大学受験をするために仕事をセーブしてた時のことだと思う。



あの時は、俺たちの中でも大きな決心だったし、

本人ならなおさら、相当なプレッシャーもあったと思う。



今じゃ、いろんなところで笑い話みたいに話すけど、

あの時は、本当にこのまま終わってしまうんじゃないかって心配したくらい亀裂が入ったのは間違いなかった。





それでも、なぜか俺は「大丈夫。阿部ちゃんなら、絶対に帰ってくる」って、根拠もないのに、信じてて。


多分、そうやって自分に言い聞かせてた部分は少なからずあったんだと思う。









阿「俺ね、本当に受験から帰ってきたとき、ホッとしたのを今でも鮮明に覚えてる。


昨日もここにいましたよって感じでみんなが俺に普通に接してくれて。


あぁ、メンバーは俺のこと待っててくれてたんだって。

俺がいていい場所がちゃんと残ってたんだって」




「そんな当たり前なこと言うなよ。

阿部ちゃんが大学に行って、大学院も卒業してくれたおかげで、


Snow Manにインテリの枠ができて、

仕事の幅が増えて、いろんな世代に知ってもらえるチャンスができた。


俺にはそんなことできねえから、本当にすごいって思ってる」




阿「でも、そんな機会を作ることを許してくれたのも間違いなくメンバーの皆なんだよ。

だから、俺ね、そんなSnow Manのために頑張ろうって、

Snow Manの為になることを一生懸命やろうって、決心できたんだよ。


まあ、それが形になるまでは、本当に毎日不安で押しつぶされそうだったけどね。ww

本当に俺は還元できんのかなて」






翔「...俺も、そう」


「翔太。

もう平気か?」


翔「ああ。阿部ちゃん、ごめん。

俺が搔き乱して」


阿「大丈夫だよ」







二人で話してたら、いつの間に聞いてたのってくらい俺らも気づかないうちに、

翔太が俺たちの会話を聞いてたみたいで。







ラ「しょっぴー、もう平気なの?」

翔「ああ、ラウールもごめんな」

ラ「いいよー」







そばを離れてたラウールも入ってきて、

いつの間にか4人で円を描くように床に座ってた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (104 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1224人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みんり - ログインせずべ全て見させて頂いたのですがパスワードを教えて欲しいです (11月26日 23時) (レス) @page50 id: ddebee2628 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - コメント失礼します!いつも素敵な作品たちをありがとうございます。主様の作品を全作何周もして楽しませていただいてます、本当にありがとうございます。よろしければビビンバシリーズの【7】パスワード教えていただけると嬉しいです。 (11月26日 21時) (レス) @page50 id: c7db836bcf (このIDを非表示/違反報告)
咲咲(プロフ) - 初めまして!いつも楽しく読ませていただいております。ビビンバ〜すのイルネス〜【7】のパスワードを教えていただきたいです,よろしくお願いいたします。 (11月26日 11時) (レス) id: 3e0581e37e (このIDを非表示/違反報告)
るう(プロフ) - 初めまして〜、このシリーズとても大好きでいつも更新を楽しみにしています。もしよろしければ小説の続きのパスワードを教えていただきたいと思います、 (11月25日 15時) (レス) id: 7c62397e30 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - 初めまして!いつも更新楽しみにしてます!ビビンバ〜すのイルネス〜【7】のパスワード教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (11月21日 14時) (レス) id: 9412099b79 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:shin_chan | 作成日時:2023年8月15日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。