ビビンバ〜すのイルネス〜

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深澤side





「もう大丈夫だから、翔太も休めって」


翔「はぁ！？意味分かんねえし！

帰るわけないだろ！」




今の現状を伝えると、


俺の家で、俺の寝てる部屋で、俺がベッドの上に座って、

翔太が仁王立ちみたいな形で立ってる状況。


それで、お互いに口論的な感じになっております。




目が覚めたら、自分の家のベッドの上に寝てて、翔太がいた。


その時に、すべてのことを思い出して、

翔太に聞いたら、まさかの胃腸炎だったらしくて。


まあ、もう吐き気とかは全くないんだけど、

とりあえず、まだだるさがあったり、熱独特の感じが残ってるのだけはあるけど、

本当にあの時よりかはましでましだった。


だから、




「翔太、迷惑かけてごめんな。


もう俺大丈夫だから、帰って。

翔太も今日一日こんなんで疲れただろ？」





そういったんだけど、なぜか翔太の逆鱗に触れてしまったらしく、






翔「はぁ！？なに言ってんだよ？」





と言い返され、そのラリーを何度も繰り返してた挙句が、冒頭の感じになります。





「いや、もう大丈夫だし。


それに、こうなったのも自業自得だし。

いいから、帰れよ。翔太だって明日も仕事あんだろ？」


翔「それとこれとでは全く話がちげぇし、そもそも関係ねえだろ？」






いや、ごもっともなんだけどさ、

そうなんだよ。


それは、俺も百も承知よ。



でもさ、エレベーターに翔太も閉じ込められてたんだから、

絶対に疲れてるはずなのよ。




それなのに、全く引こうとしない翔太がすごい珍しかった。

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