Orangeのままに【9】

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康二side



正直みんなに知られてしまったって分かった時は、ホンマに嫌やった。


まあ、あの時自分が倒れたんが悪いんやけど。


でも、皆は俺を責めへんかった。


隠してた俺が悪いのにな。





舘「康二、目黒、．．．ラウ。



ジャニーズであってくれてありがとう。

ここまで辞めないでいてくれてありがとう。

俺らに出逢ってくれてありがとう。

Snow Manを選んでくれてありがとう。

加入してくれてありがとう。

デビューまで一緒に走ってくれてありがとう。

今、隣にいてくれてありがとう。

これからをずっと見据えてくれてありがとう。





生まれてきてくれてありがとう」








そういわれた瞬間に、俺もめめも泣いてしまった。


ラウールは、眠っちゃってるけど、


寝言で、






ラ「ありがとう」




って言ってた。




きっとラウにも届いてるわ。




加入当初、いろんなことがあった。

正直しんどかったことばっかり。

楽しかったこともあった、嬉しかったこともあった。



でも、苦しんだ思い出のほうが多かった。



それでも、あの時のことを思い出せって言われたら皆が笑ってる顔しか出てこんのよ。



それくらいみんなのおかげで俺ここまで来れたんやと思う。



確かに、あの時の記憶はなくならんよ。



でも、やったら、


それ以上に楽しいことしか思い出せへんくらいたくさんの思い出を作っていったらええんよ。




メンバーとこれから何十年も続く未来で。


ファンの子と一緒に歩む大きな道を。










俺は皆一列やと思ってる。


メンバーも、ファンも。


大きな長い一列や。

誰も置いて行ったりしいひんよ！

当たり前やんか！


みんな一緒にちょっとずつ。


今日は一歩も進まれへんくても、ええんよ。


半歩でも、そのまた半歩でも。

メンバーの歩幅、ファンの子の歩幅。


俺は、皆の歩幅に合わせるから。





やから、これからも呼んでな、



大きい声でやで！







“Snow Man！”





やで！






end






＿＿＿＿
作者です！


archさんリクエストありがとうございます！



そして次回更新の時に、作者から重大発表あります！


楽しみに待っててくださいね！


では！

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