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深澤side
翔「まだ着きませんか？」
マ「あと10分ほどかかります」
結構なスピードで走行してくれてるけど、
なんせここは山の中。
一番近い病院でも山の下にあるから時間はかかる。
照「佐久間、どんな感じ？」
「相当やばいかも。
もう吐いてないけど、たぶん吐く体力がない感じっていうか、
息が詰まってる」
佐久間は俺の膝の上で、一生懸命息を吸おうって頑張ってる。
でも、そのせいで、喘鳴みたいなのが酷くて。
阿「脈も安定しないな。
アナフィラキシーショックだろうけど、エピペンないからな」
俺の後ろに乗ってた阿部ちゃんが前まで来てくれて、
佐久間の腕から脈をとってくれてるけど、本当にやばいみたい。
「佐久間ー分かる？」
佐「ハァッヒュッ．．．ハァッ．．．ㇵッ」
さっきから、佐久間の呼吸がどんどん遅くなっていってる気がする。
「佐久間、頑張れ。頑張れ」
マ「もう着きます」
佐久間の意識が混濁して、本当にやばいってなってきたころ、やっと病院に着いた。
「佐久間ーもう着いたからな。大丈夫だからな」
照が電話してくれてたから、お医者さんたちが前で待っててくれて、
すぐに処置室に運ばれていった。
康「佐久間君大丈夫やんな．．．」
阿「大丈夫だよ。だからそんな顔しないの」
康二がマジで泣きそうな顔してるのを、阿部が落ち着かせてくれる。
翔「にしても、なんでアナフィラキシーショックなんて。
佐久間、アレルギーなんてあったか？」
舘「いや、なかったと思うけど」
蓮「アナフィラキシーショックってアレルギーで反応するよね？」
阿「うん、でも、そんな重症なもの、もし持ってたら佐久間が隠すなんて思えないけど」
照「ふっか、とりあえず着替えて来い。
膝のところ、佐久間の嘔吐物ついてるし。
まだ処置室から出てきそうな感じもねえからよ」
「ああ。ありがとう」
照が、俺の服の替えを車から持ってきてくれて、シャワー室を看護師さんに借りる。
皆の動揺もあって、全然自分のことなんて気にしてなかった。
でも、そんなことどうでもいいから、
佐久間が助かってくれたら。
だから、
頑張れ、佐久間。
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shin_chan(プロフ) - まめさん» 不安にさせてしまってすみません。大丈夫ですよ、こちらも更新継続してます。ただ、Orangeのままにのほうのリクエストがあまりにもいっぱいなので、少し消化したいという意味で、こっちをお休みしてます。目途を立ててまたお知らせしますね！ (2022年10月20日 10時) (
レス) id: 91dd24cbea (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - はじめまして、突然失礼いたします。こちらはもう更新されないのでしょうか…最初向井くんのOrangeのほうと交互にとおっしゃってたのが、最近向こうばかりなので… (2022年10月20日 5時) (レス) id: 5b73301160 (このIDを非表示/違反報告)
shin_chan(プロフ) - ゆいさん» そうなんですね！一番最初の場所にURLを貼ってるので、そこから入れますか？http:からのやつです！ (2022年9月28日 23時) (レス) id: 91dd24cbea (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - はじめまして。コメント失礼します。主様のお話大好きで、ずっと読ませてもらってます！作者です！のページに書いてくださっているTwitterのアカウント名なのですが、検索してもでて来ないです、、、 (2022年9月28日 20時) (レス) @page16 id: ea9a77e9d6 (このIDを非表示/違反報告)
shin_chan(プロフ) - sakusakuさん» ありがとうございます！！本当に、さっくんの周りには素敵な人たちであふれていて、でもそれ以上にきっとさっくんが素敵な人なんだと思います！これからも、たくさん読んでくださると嬉しいです！ (2022年9月28日 20時) (レス) id: 91dd24cbea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shin_chan
| 作成日時：2022年9月17日 1時
