佐久間の色の明日【8】 (ページ13)

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同期コンビと最年長コンビ（mo.onさんリク）ページ13

★シェアハウス設定★

阿部side

舘「ご飯できたよ。席に座って」

お昼時、舘さんに呼ばれて下のリビングに降りていく。

ラ「うわっ！今日オムライス！」

佐「ラウール、俺がケチャップで文字書いてやるよ！！」

照「翔太、飯食うぞ」

翔「zzz．．．」

ふっかと康二、めめは仕事でいないんだけど、

午後から仕事の翔太や照、俺はご飯を食べから仕事に行く。

今日は、ラウールと舘さん、佐久間がオフらしいんだよね。

舘「佐久間のはこれね」

佐「おっ！俺もオムライスだ！！」

舘「ちゃんと減塩にしてるから大丈夫。

あっ、ケチャップもテーブルの使っていいよ。

皆が使ってるのも、減塩タイプだから」

ラ「じゃあ、お返しに俺が佐久間君のにお絵描きしてあげる！」

佐「マジぃ！？じゃあ！愛してるって書いて！」

オムライスを囲んでめちゃくちゃキャッキャ言って楽しんでる2人。

翔「佐久間、俺のも書いて．．．かけるのめんどー」

佐「任せときなさい！じゃあ―．．．翔太はシナモン描いてあげる！」

そう言って、結局2人で俺らの分、全部描いちゃった。

照「はー、美味しかった！」

「佐久間、薬持ってきた？」

佐「あっ！忘れてた！」

ラ「はい！佐久間君」

佐「おっ！ありがと―！

てかいつの間に！」

ラ「降りるとき、持ってき忘れてたから」

そう言って佐久間に手渡したのは、薬が入った入れ物。

そこから数種類の薬を取り出して手際よく飲んでいく。

佐久間は、先天性の心臓病を持ってる。

とはいっても、大人になってからはほとんど発作も起きていない。

だから、ちゃんと検診に行ってれば、条件付きではあるけどダンスもできる。

でも、やっぱり心臓病は変わらない。

だから、発作が起きないように、食事は特に気を付けてて、

舘さんが毎回佐久間用って別でご飯を作ってくれてる。

けどたまに、佐久間も同じようなの食べれる時があって、まさに今日はその日。

だから本人もテンションがすごい高かった。

そういう日は、俺らも嬉しいんだよね。

やっぱり、皆で同じものを囲んでご飯食べれるのってそれだけで楽しいし。

ラ「佐久間君、あとで一緒にゲームしよう！」

佐「えー！でも、あのゲームラウール強すぎるって！」

ラ「大丈夫！手加減するから！」

そう言って、食べた食器を下げてまた2階に上がっていった。