佐久間の色の明日【8】 (ページ2)

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深澤side

佐「ハァッ．．．ぇっうぇっ！．．．ぅうグスッ」

「気持ち悪いなーサスサス)
楽なるまで思いっきり吐いていいからな」

夜中、佐久間が気持ち悪いって訴えて体を起こすと一気に吐き出した。

吐くのにも体力相当持ってかれるから、背中も熱い。

佐「ふっか．．．かえってっハァえっおえっおえっ」

こいつ何言ってんの？

こんな状態の病人が今、俺の前の前にいるんですけど。

ゲエゲエ吐いてるやつが目の前にいるんですけど。

それで帰れってどういうことですか？

熱高すぎて頭バグった感じ？

佐「ハァヒュッかえっヒュッオエッゲホッゲホッ」

「はいはい。今はなんもしゃべんなくていいから」

佐「しょったもゲホッ疲れてるハァハァっ

帰れっ」

いや、人の心配しする前に自分の心配しなさい。

俺らのことがいつでも視野内に入ってるってこういう時不便かも。

今だってゲエゲエ吐き続けてるのに、口から出てくるのは嘔吐物と「帰れ」の一言。

どれだけ帰らせたいんだよ、こいつ。

佐「ハァハァッゲホッゲホッ」

「落ち着いたか？」

30分ぐらい吐き続けてやっと落ち着いてきた。

「寒いか？」

さっきから、佐久間が小刻みにだけど震えてる。

佐「ハァハァっ．．．しにそっ．．．からだっハァヒュッおかしっ」

「どんな風におかしいか言えるか？」

佐「ハァッハァッふっかゲホッヒュッ．．．からだっへん

アツアツなのにヒュッ．．．ぶるぶるハァハァハァっ」

「ピトッ)熱いな．．．」

佐久間のおでこは尋常な程に熱くて、

「40.2．．．。これやばくない？」

佐久間、病院行こうな」

今なら夜間救急にも間に合うから、翔太を起こして、

車の運転を頼む。

その間も、佐久間はブルブルと震えて、「帰って」ってこの期に及んでずっと言ってる。

ここまで来たら呆れる通り越して、逆に感動だわ。

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作者です！

佐久間の色の明日第8弾です！

結構進みましたね！

最近は、2作両方好調で作者はとても嬉しいです！！

結構な頻度で誤字脱字がひどいですが、そこらへんはご愛敬お願いします！！

本当は、メンバー全員の病系とか書けたら夢なんですけどね．．．

まだそこまでのスキルは．．．乏しいですｗｗ

もっと修業します！！

では！