深澤side ページ17
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舘「ふっか、食器テキトーに使っていい？」
深「いいよー」
買い物が終わって、照を覗いた6人で家に帰ってくる。
康「ふっかさん、ベッドおおきにな」
寝室から、康二が出てきた。
深「目黒は？大丈夫だったか？」
康「うん。まだ、精神的にきてるみたいで疲れて寝ちゃったんやけど。
でも、だいぶ落ち着いてると思うで」
まだこの間の攪乱といい、目黒は精神的に不安定。
さっきも車の中で、不安定になってたって康二から聞かされてたから。
だから、康二にお願いして、目黒を寝室で休ませた。
深「康二も大丈夫か？
無理だけはするなよ」
康「まぁ、整理がついたって言ったらうそになるで。
安心してっても正直言われへん。
．．．でも、
2人が帰ってくるためにも、俺も強くありたいねん。
だから、多少は無理させてな」
深「康二．．．」
皆明るく振舞ってると言っても
心の中はきっとぐちゃぐちゃ。
俺だって、そうだから。
ラウールも佐久間も何もされてないかな？
苦しんでないかな？
お腹すいてないかな？
泣いてないかな？
＿＿＿無事でいて。
って。
阿「じゃあ、康二。
舘さんの料理手伝ってあげて。
翔太じゃ無理っぽいから」
康「おやすい御用！」
そういって、明るく振舞って、舘さんのもとに駆けていく康二。
阿「ふっか、
ふっかもだよ？」
深「えっ？」
阿「だてに十年以上一緒に苦楽を共にしてきた同期やってるたわけじゃないよ。
ふっか、
ふっかもいっぱいいっぱいになる前にちゃんと言ってよ」
深「あべちゃん．．．」
阿「まぁ、それこそふっかには一番特効薬にならない言葉だろうけど」」
そういって恥ずかしそうに笑う阿部。
いや、
俺には効いたよ。
阿部の言葉で少し心が楽になった。
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作者名：shin_chan
| 作成日時：2022年8月2日 23時
