目黒side ページ2
蓮「お疲れさまでした」
ラ「佐久間君！早く！
遅ーい！」
佐「そんな早くに出なくても大丈夫だって〜」
あっちで、めちゃくちゃ言い合いしてるし。
今日は、3人で特番のバラエティー撮影だった。
佐久間君もいたおかげで、撮影現場がものすごく盛り上がった。
やっぱり、ドラマ班の力はすごいよ。
蓮「佐久間君、置いていくよ」
佐「ちょっ！待ってって〜」
さすがに俺らが出ようとしてるときでも、
のんびり荷物の整理してるから、もう置いていこうかと思ってる。
佐「よし．．．
帰ろう！」
ラ「いや、佐久間君が先陣きってどうすんのさｗｗ」
もう夜なのにこの2人は変わらず元気だし。
その元気分けてほしいくらいだよ。
佐「めめー、佐久間さんと今日は一緒に帰る？」
蓮「お前ら2人で帰ろよ。
面倒見きれないって」
ラ「そんなこと言わないの！
めめはツンデレだね」
今日は、マネが急に体調を崩して俺たちはそれぞれ解散することになった。
なんか、最近マネージャーになった人なんだよな。
まだ話したことはないけど、
てか、声も聞いたことないかも。
そして、2人仲良く俺の隣に来て、腕を絡めてくる。
俺は、お前らの彼氏じゃないっての。
蓮「2人は本当に大型犬みたい」
ラ「えー！じゃあ俺はゴールデンレトリバーだね。
でも、佐久間君は大型犬っていうよりも小型犬だよ。
トイプードルとか、
あっ！目大きいからチワワとか！
いつもきゃんきゃんうるさいもん！」
佐「なっ！あの子たちにはあの子たちの可愛いところがあるんだぞ！
悪口言う奴は佐久間さんが許さない！」
いや、ツッコむところそこなの？ww
まぁでも、佐久間君らしいやってクスって笑えた。
そう盛り上がりながら帰っていた。
なんか、いつものことなんだけどものすごく平和だなーって
ウザがりながらも、楽しく帰っていた。
そんな時、
ゴンッ！)
頭を思いっきり鈍器で殴られた。
そのまま冷たいコンクリートに倒れこむ。
痛すぎて、薄れ行きそうな意識の中聞こえた声にハッとする
ラ「いやっ！やめっ．．．んっ！んー！」
ラウっ！
俺が守らないとっ。
俺らの大事な弟を。
でも、全然身体が言うことを聞いてくれない。
頭が痛すぎて、全く立ち上がれなかった。
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作者名：shin_chan
| 作成日時：2022年8月2日 23時
