佐久間の色の明日 (ページ27)

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佐久間side

阿「佐久間、俺、前も言ったよね？

佐久間は意地になってるときがあるって。

“俺は明るいんだよ”って意地って言うか、ムキになってるときがある。

でも、佐久間だって人なんだからさ。

疲れてるときもあれば、機嫌が悪い時だってもちろんあるでしょ？

それを無理に隠す必要がどこにあるの？」

「でも、俺は、グループのためにっ」

阿「グループのためにって思うなら、もっと不機嫌になりなさい！」

えっ？って思って、顔をあげれば、阿部ちゃんがニコッて笑った。

阿「佐久間は、佐久間だから。

どんな姿だって、受け止めれるよ。

めめだって、2人は風呂友なんでしょ？

だったら、受け止めてくれるよ」

阿部ちゃんが、クスって笑って、俺の髪をわしゃわしゃってしてくれてたら。

ガチャ

深「おっｌ目黒」

めめが入ってきた。

阿「ほら、佐久間」

「めめ、あの．．．その．．」

なに言ったらいいか、口をもごもごしてたら、

蓮「やっぱり、うちの先輩はイカれてる。クスッ」

「なっ！佐久間さん、そんなイカれてない！」

蓮「いや、イカれてるよ」

入って来て早々、いじってくるなーって思ってたら、

蓮「イカれてる。

．．．イカれてるほどにカッコいいよ」

「なっ！」

不意打ちで褒められた。

「/////．．．」

蓮「なに？

照れてんの？赤ちゃんじゃん」

「うるさい！」

もう、これだからうちのメンバーは。

．．．佐久間の心をかき乱す。

end