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テヒョンside
あー疲れた、本当に疲れた。
最高に最悪の気分だ。
仕事が終わって家に帰ると、親がどっしりと構えて立っていた。
一人暮らしはしているけれど、呼ばれたから大邱なんて遠いところにわざわざ帰ってきた。
車を走らせて片道2時間半もかかった。
ただ、今直ぐにでも帰りたい。
｢おかえり、テヒョン｣
｢ただいま、父さん｣
重い重い門をこじ開けて、敷地内に入っても家につかない長い長い道を歩いた。
見た目だけの大きくて、空っぽな城だ。
...俺は高架下の方がよっぽど良い家の方に見えるけど。
｢仕事はどうだい？ジミンくんに負けてないだろうな｣
｢ああ、頑張ってるよ｣
なんでお前の口からジミンの名を出すんだよ。
親と仲が悪いからって、子供にもその争いを続けさせんなよ。全く...
実際頑張ってると言っても、ジミンの邪魔にならないように手加減してる。
白の血が流れたジミンが上に登った方がいいに決まってる。
俺達みたいな黒い血が登ったって、仕方がない。
｢...そうだ、嫁は？｣
｢いないよ｣
｢まだ居ないのか、それじゃあ見合いの席を設けよう｣
｢いらないお節介だ！｣
次は見合いだって？嫁なんていらないよ。
A以外、Aさえ入れば良いんだ。
バンッと扉を閉めて家を出て行く。
父さんは後ろから追ってくる気配も無い。
あーあ、せめて母さんと妹には会いたかったのに...許して、また帰ってくるから。
｢テヒョン、上手くやれよ！｣
後ろから父さんの高笑い声が聞こえた。
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しゅほ - Agust dさん» コメントありがとうございます! オチ今凄く悩んでます...その言葉で少し楽になりました笑 次回も頑張ります！ (2019年6月27日 22時) (
レス) id: 1cbf5ce43c (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 続編も心待ににしています 私的にはテヒョンさんオチでもグクオチでも好きですよ♪ これからもファイティンです♪ (2019年6月26日 19時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
しゅほ - らんさん» コメント有難うございます!有難いことにランキングにも入らせて頂いて感謝しかないです;; まだまだ続きますので、良ければ長く楽しんで読んで貰えたらなと思います!! (2019年6月12日 16時) (レス) id: 1cbf5ce43c (このIDを非表示/違反報告)
晴香(プロフ) - 年齢制限がある表現がはいっているのでフラグを付けてください。ルール違反です。 (2019年6月12日 16時) (レス) id: 3bd74a0b60 (このIDを非表示/違反報告)
らん - このお話好きです！これからも楽しみに待ってます！ (2019年6月10日 19時) (レス) id: 16b6c3ee42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅほ | 作成日時：2019年5月28日 19時
