夢の喫茶店 ___ SUGA (ページ47)

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47 防弾少年団ページ47

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｢......あ"｣

久しぶりにこっちの世界で起きたから、声を出してみる。夢の時の私とは似ても似つかない、ガラガラな声。

｢やーん、だぁかあらあ！
私の祐介さんですってえん｣

リビングから、お母さんの猫撫で声が聞こえてくる。
本当に気持ち悪い、吐きたい。
居心地の悪い時間に起きてきてしまった。

｢ああ、俺は紗良さんの物だよ｣

｢やあっ...！｣

ギシッとベットのなる音。
嗚呼、お願いだからやめてくれ。
起きてから直ぐその行為の音を聞くのだけは、どうしても嫌だ。
彼女の出すその声は、私にとって喉を絞められた鶏のような声にしか聞こえない。

｢あーやめて、嫌だ、聞きたくない｣

枕に顔を押し付けて言う。
この声が聞こえようものなら、多分彼女達は私を殴って蹴ってするだろう。

___暇だ。

傍にあるスマホを手に取って、画面を付ける。

夜中の2時か...

気分でニュースを見ようと、スマホの画面を切り替える。

"神戸少女殺人事件、犯人未だ見つからず"
"消費税アップに対し、住民の大きなデモ"
"人気アイドルグループメンバー、猥褻で逮捕"

日本も相当くだらないことをしているな。
なんて思いつつ、下へ下へスクロールしていく。

すると、1つ目に止まる記事が出てきた。
身に覚えのある、7人の男性の写真。

｢ユ、ンギ...さん？｣

"防弾少年団、日本ステージ決定"

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