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5 召し上がって下さい ページ5
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｢よし、出来た!
フルーツクレープです、どうぞ｣
綺麗に盛り付けもできたと思う。
ヨーグルトとレモン汁だけじゃ甘みが足りないかな?と思って、急遽ホイップクリームも追加してみた。
｢う〜ん美味しい!｣
｢良かった〜｣
｢...ユンギさんその目はなんです?
あなたさっき食べたばかりでしょう｣
｢別に｣
...ユンギさんも食べたがってる顔だなあ。
でももう生地は残ってないし......
｢あ、余りのパウンドケーキ食べます?｣
｢｢食べる｣｣
｢ジンさん今食べてるでしょう!?｣
｢食べ終わったら食べるよ〜
ほら、僕っていっぱい食べなきゃいけない人だからさ?｣
｢あ、はは...持ってきますね｣
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パウンドケーキが置いてあるのは、2階の私の部屋。
綺麗なガラスのケーキカバーをお借りして、その中に入れている。
｢本当は私が食べる筈だったんだけどなあ｣
私は夜中に本当に良くお腹が空くから、夜につまむように作ったもの。
本当は駄目なんだけどね...
ただ、その分甘くはしていない。
｢うーん。ホイップクリーム余ってるからそれを付けるとして...でも、それだけじゃなあ｣
苺も使いきっちゃったし...
あ、メープルシロップ!
パウンドケーキを切ったのにホイップクリームを乗せて、その上にメープルシロップをかければ充分甘くなる。
｢フルーツは...イチジクでものせようかな｣
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作者名：しゅほ | 作成日時：2019年5月1日 2時
