episode8 ページ9
貴女side
私はとっさに彼の左頬に触れた
貴女「私はまだ、あなたの本当の意味での特別じゃない…信用も…あなたの本当の名前すら、まだ知らない…」
そんな私が彼への特別な意味を成せる訳ない
貴女「だから、あなたの特別になれた時にその傷に意味を付けさせて下さい…」
ジン「フン…そうだな」
貴女「ジンさん…」
ジン「なんだ…」
あなたは私のことを道具とかペットとか…
そんな扱いをするけど
だけど…
貴女「あなたは私に【名前】をくれた…この身体に付けられた【呪い】に意味を与えてくれた…それに、私を【愛】してくれた…」
私に生きる【希望】をくれた
愛おしい【死神】
貴女「私はこの命がある限りあなたを死なせない」
ジン「そうか…」
【死神】に捧げたこの命
貴女「はい」
あなたに使うと誓う
ジン「明日の任務にお前も連れて行く予定だ、もう寝るぞ…」
貴女「え？」
ジン「来い…A…」
ん？
え？一緒に寝るの？
貴女「私、ジンさんと同じベッドで寝るんですか？」
ジン「そうだが…」
why？
貴女「えぇ…」
ーー…
これが数時間前の記憶
正直、こんなデカい人の隣って
落ち着かないような…
でも、ジンさんだから
落ち着くような…
何…このなんとも言えない感情
考えてみ…
隣にクマがいるようなものだよ？
で、そのクマがあのはちみつ大好き
◯ーさんみたいなクマだとすると
なんかなんとも言えないでしょ…
だって
デカい、プ◯さんだよ？
ジン「なんだ…寝れないのか…」
あ…デカい…
イケメンなプ◯さんだ…
じゃなくて！！
貴女「いえ、ただ気になって…」
ジン「何が気になるんだ？」
貴女「◯ーさんって…じゃなくて、ジンさんって誰かと寝るのとか嫌がりそうじゃないですか、一緒に寝てもいいんですか？」
ジン「あぁ？プ◯さん？……つうか、お前が…」
ん？私？
ジン「安心して誰かの隣で寝たことがなかった…憧れていたことだって言っていたからな…」
それってお酒で酔った挙句
酔いが覚めてない状況化で
車の中で話したことじゃないか…
じゃあ…私のために？
ジン「嫌だったか…」
好きな人の隣で
安心して寝ることに確かに憧れていた
それは事実だ
貴女「嫌じゃないです…」
覚えてくれたのか
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蒼鳥華香(プロフ) - socoさん» ありがとうございます笑頑張りますね笑笑 (9月28日 1時) (
レス) id: 507a40ec7e (このIDを非表示/違反報告)
soco(プロフ) - シティーハンタ〇は面白いですwwwこの小説とても面白いので続き楽しみにしています！ (9月27日 23時) (レス) @page2 id: 77539e2974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼鳥華香 | 作成日時：2023年9月25日 1時
