episode25 ページ26
貴女side
ジン「ほら、着いたぞ…」
貴女「ここは…何処ですか?」
ここ…服がいっぱいあるけど…
高そう…
タグすらない…こう…値段が分からないものは
高いとしか…
ジン「来い…」
貴女「あ、はい!」
ジン「これ」
そう言った彼の手には
赤?にしては少し地味めな色のセーターと
長いスカート?があり
それを私に差し出してきた
貴女「えっと…これは…」
ジン「着てこい」
why?
貴女「わ、わかりました…」
「お着替えの手伝いをさせて頂きます。では、こちらで…」
貴女「え?」
女の店員さんが声を掛けてくれたが
傷は見られたくない…
ジン「人手はいらねぇ…」
「…これは失礼致しました。それでは、なにかありましたら声を掛けてください。」
ジン「行ってこい…」
私が身体見られたくないのを
察してくれたのかな…
貴女「はい…」
試着室で
よく分からないまま
服に袖を通す
貴女「これ…やっぱりスカートってやつだ…初めて履いたけど下がスースーする…」
なんか…これ…
この服、恥ずかしい…
貴女「お待たせしました…」
ジンさんの元へ駆け寄る
慣れない服のせいもあって恥ずかしい…
ジン「じゃあ、行くか…」
貴女「え!これで…い、行くんですか…??」
ジン「気にいらねぇのか…」
貴女「なんというか…その、私に似合わない…ですよね?」
ジン「別に変じゃねぇだろ…」
貴女「本当ですか!ジンさんに言われると嬉しいですね」
ジン「とっとと行くぞ…」
貴女「あ、お会計は…」
ジン「会計は済ませてある」
貴女「え!?いいんですか…だってこれ…高くなかったですか?」
ジン「俺がお前に買ってやりたかったんだ…気にするな…」
貴女「へ?…」
私のために…ってこと?
貴女「あ…」
スタスタと歩く背中にむかって
貴女「ジンさん!ありがとうございます…」
そうお礼の言葉を述べた
車に乗り込み
ずっと気になっていたことを
彼に聞く
貴女「ジンさん…」
ジン「なんだ…」
貴女「もしかして、私がバーボンさんから服を頂いたのが気に入らなかったんですか…」
ストレートに聞きすぎた
貴女「冗談です!!」
ジン「そうだな…別に服は似合ってた…ただ、バーボンが用意したってのが気に入らなかった…」
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蒼鳥華香(プロフ) - socoさん» ありがとうございます笑頑張りますね笑笑 (9月28日 1時) (レス) id: 507a40ec7e (このIDを非表示/違反報告)
soco(プロフ) - シティーハンタ〇は面白いですwwwこの小説とても面白いので続き楽しみにしています! (9月27日 23時) (レス) @page2 id: 77539e2974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼鳥華香 | 作成日時:2023年9月25日 1時