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episode14 ページ15

貴女side




でも…それでも




下を向く彼の頬に触れた




貴女「私はあなたが好き…この気持ちだけは本当です…」




そうやって、自分勝手な話を彼にする




貴女「私、このセーフハウスには居られないです…」




嘘つきな私はここには居られない





貴女「任務がある時にはウォッカさんに伝えて下さい」




そう話した後、急いでこの場を去ろうとした




だが、彼は私の腕をいきなり掴んだ





貴女「ジンさん…?」




彼は私の腕を掴みながらこう言った




ジン「何故だ、何故…裏切ったんだ…お前は…お前だけは…」




貴女「ジンさん…」




もう、これ以上…彼に嘘を付きたくない




これ以上、彼を傷つけたくない…




貴女「実は…あの場所に子供がいたんです…でも、何も見てない様子だったし…」





飽きられても仕方ない





貴女「それに、妹がいる私にとって子供は殺せなかったんです…ごめんなさい…」




彼を傷つけるくらいなら…




減滅された方がマシだ…




貴女「だから、あなたに本当のことが言えなくて…」




あなたに捨てられたくない



貴女「バカみたいですよね…あなたに減滅されるのが怖くて…結局、あなたを裏切ってしまった」




だから




貴女「…放して下さい」




ジン「何処にも行くんじゃねぇ…A…」




貴女「えっ…」




ジン「お前は俺の隣にいろ」




本当にあなたの隣にいてもいいの?




ジン「お前が本当の意味では裏切ってないことがわかった…なら、それで充分だ」




貴女「……」




なんか、私に甘すぎないか…




ジン「だが、これだけは言っておく」




貴女「はい」




ジン「次、子供だろうが情けをかけたら、その小せぇ頭に風穴が空くからな」




貴女「き、肝に命じます…」




ジン「俺はお前には甘すぎるのかもな…」




貴女「え?」




ジン「うるせぇ…」




えぇー…




ジン「そういえば、いつになったら俺に口付けをしてくるんだ…」




貴女「え?口付け?……はっ!!」




思い出した…そうだ、そうだった…




任務の時に




今日までに私からキスをしないと




シティー◯ンターの映画に




連れて行ってもらえない…




というか、それどころじゃなかったし




忘れてた…




今日中って…





後4時間しか残ってないじゃん




貴女「まだ、時間かかりそうです…」




無理だよ…恥ずかしくて





死ぬわ

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設定タグ:名探偵コナン , ジン , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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蒼鳥華香(プロフ) - socoさん» ありがとうございます笑頑張りますね笑笑 (9月28日 1時) (レス) id: 507a40ec7e (このIDを非表示/違反報告)
soco(プロフ) - シティーハンタ〇は面白いですwwwこの小説とても面白いので続き楽しみにしています! (9月27日 23時) (レス) @page2 id: 77539e2974 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼鳥華香 | 作成日時:2023年9月25日 1時

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