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episode12 ページ13

貴女side




ジン「もたもたしてんじゃねぇ…行くぞ【アラスカ】」




貴女「分かりました…」




駐車場から出て非常階段を降りていると




どうしても




さっき感じた違和感が気になってしまう…




やっぱり、確かめるか…




貴女「ジンさん、私…」




立ち止まって先に進む彼を見る




ジン「なんだ…」




あの現場を誰かに見られていたら今後




ジンさんが捕まってしまうかもしれない




貴女「落とし物したみたいなのでさっきのところに戻りますね」




笑顔を作りながらその場を去った




ジン「おいっ、【アラスカ】」




何故か感じる違和感




再び駐車場に戻ると




貴女「ん?…あれ、死体の向きが少しずれている…」




誰かここに来たような形跡




そして、私が感じた違和感は




まだ残っている…




貴女「誰かいるだろ…」




そう言葉を言い放つが




そう言われて出てくる奴などいない




ゆっくりと歩きながら




周辺に停められている車の下や物影を




探るように覗く




貴女「気のせいか…」




ふと、その場から立ち去ろうとした瞬間




ゴンッーー




何かの物音がした




貴女「……っ」




物音がした方に行くと




メガネをかけた男の子がいた




貴女「君は…」




取り引きの前に見かけた子だ




子供が何故こんなところに…




というか、見られたのか…?




貴女「君、ここで何してたの?」




「……っ、僕ね、友達とかくれんぼしてて…さっき来たばっかりなんだ」




かくれんぼ…




いかにも子供だと感じる




貴女「ハァ…焦って損した」




なら見られてないか…




「お姉さんは?」




貴女「探し物…でも、なんでもなかったみたい」




「そうなんだ」




貴女「君ねぇ…ここから速く立ち去った方がいい」




「どうして?」




貴女「彼が戻ってきたら大変だ…」




ジンさんの場合




そこのガキを始末しろとかいいそう…




それは抵抗あるんだよな…




妹いるし




【悪人】なら容赦なく殺す




でも、子供は無理だ…




貴女「君が心配なの…取り敢えず、ここから立ち去ること!いいね!」




「……っ」




なんか…驚いている…?




貴女「私は行くからじゃあね」




直ぐに非常階段に向かい




急いで彼の元に走る




ジン「【アラスカ】」




貴女「すみません!!お待たせして…いきましょう!!」

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設定タグ:名探偵コナン , ジン , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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蒼鳥華香(プロフ) - socoさん» ありがとうございます笑頑張りますね笑笑 (9月28日 1時) (レス) id: 507a40ec7e (このIDを非表示/違反報告)
soco(プロフ) - シティーハンタ〇は面白いですwwwこの小説とても面白いので続き楽しみにしています! (9月27日 23時) (レス) @page2 id: 77539e2974 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼鳥華香 | 作成日時:2023年9月25日 1時

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