にゃんだよ、罠かよ！ ページ5
Aside
「お邪魔します」
shp「まだ親は帰ってきてないんで、気ぃ使わんくても大丈夫ですよ」
「おお、そうなんか。…相変わらず、綺麗やなお前の部屋」
見渡すところ、ベッドと机、本棚しか大きいものは置いてない
こいつの家にはこうしてたまに漫画を読むために来るが、ここは落ち着けて居心地がいい
俺の特等席はこのベッド
ここに横になって漫画を読む。最高に幸せだ。
「ん、これめっちゃ楽しみにしてたんよなぁ、ほんまありがとなショッピ」
shp「いや、逆にありがとうございます」
「なにがやねん」
shp「お気になさらず」
shpside
はいもろた。これは来ましたわ。かわいい、その一言に尽きる。
まず萌えポイント１、俺のベッドを使っている
萌えポイント２、俺の枕を抱いてる
萌えポイント３、足をパタパタさせている
普段のAさんだったら絶対にしないであろうこの行動
撮るしかないやろ
(パシャ
Aさんは集中して読んでいるのか、特に何も言ってこない
ゆらゆらと目の前で尻尾が揺れる
(ちょっとぐらい触ってもええよな)
Aさんの尻尾の付け根付近に手を置く
(抵抗せぇへんのか)
ぽんぽん、としてやると少しだけ、Aさんの腰が上に上がった
「ショッピ、」
shp「あ、すいません、つい」
叱られると思い、手を離す
「もっと撫でてもええで」
予想していなかった言葉に驚いた
耳をぴくぴくさせながらそんなことを言ってくるAさんに、今にも襲い掛かってしまいそうだった
(耐えろ、耐えるんや俺)
必死に自分を抑えながら、Aさんの腰の辺りを撫でる
「ん、」
しばらくさすっていると、Aさんが急に立ち上がって、すまん帰るわ、と言う
shp「え、あ、ちょっ」
俺が何か言い出すより先にAさんはそそくさと帰って行ってしまった
(...さすがに触りすぎやったかな)
Aside
「はあ、はあ、」
姉「お、おかえり〜、ってどうしたん、顔真っ赤やで」
「うるさいわ、触んなやっ」
手を伸ばしてきた姉貴の腕をはたいて自分の部屋に行く
(なんやったんや、ショッピに撫でられてたら急に変な感じになって...)
頭の中が混乱している
(ってかなんやねんもっと撫でてもええでて！俺キモ過ぎるやろ)
「あかんわもう…ほんまに...」
後からいろいろ思い出して恥ずかしくなった
頭を抱えて、俺はしばらく部屋の隅で固まっていた
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夕焼けの家路 - あ“あ”あ“あ”あ“‼︎‼︎神作品すぎる‼︎更新頑張ってください‼︎ (2022年4月8日 23時) (
レス) @page5 id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
Iam猫 - おっふ(尊死) (2022年4月7日 11時) (レス) @page3 id: eb11858115 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - さいっこうっすわぁ！！更新有り難う御座いますぅ！！！がんばってください！！！ (2022年4月6日 17時) (レス) @page3 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここなつ | 作成日時：2022年4月1日 14時
