ごきげんにゃにゃめ ページ12
gr「...」
「なぁグルッペン、そろそろ機嫌直してくれよ」
トントンに渡された紙の上に肘をついて、ムスっとしているそいつはため息をつくこともせず、ただ、一点を見つめたまま動かなかった
なんで俺がグルッペンの機嫌取りせなあかんねん
こいつが今ムスっとしているのは、楽しみにしていたケーキをトントンに没収されたからに他ならないのだが、、、、
「ちゃんと仕事せんかったお前が悪いんやろぉ？」
そういいながら頭を撫でてやると、こちらを一瞥して、やっと口を開いた
gr「あれの消費期限、今日やねん...」
「それは災難やったなぁ」
gr「災難どころじゃないっすよ、こっちは死活問題なんや」
「はは、ったくお前ってほんまに」
机に突っ伏したグルッペンの前に、箱を差し出す
「しょうがないやつやな」
gr「...え、」
その箱の中を覗いて、グルッペンが固まる
「買ってきてやったんや。感謝せぇっ」
グルッペンに抱きしめられる
「は、離せや、暑苦しぃ」
gr「女神やぁ」
俺の頭を撫でながらそういうグルッペン
ちょっと撫でる力が強くて痛いんやけど
でも、こいつがスキンシップをとってくることは珍しいから、今回は許そう
「ほら、ケーキのためにも、それ終わらせんで？俺も手伝ったる」
「...お前、このスピードで終わらせられるんなら普段からやっとけや」
ケーキにありつくグルッペンには何も聞こえていないようだ
「ま、ええけど、このことはトントンには内緒やｄ」
tn「へぇ、なにが内緒なん？」
おっと、これはまずい
後ろからの圧がすごい
「い、いやぁ、なにもないっす」
ガシっと首を掴まれる
tn「A、ちょっと話がある。来い」
「は、はい」
ケーキを幸せそうに頬張るグルッペンに見送られて、俺はトントンからの説教コースへと送られたのだった
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夕焼けの家路 - あ“あ”あ“あ”あ“‼︎‼︎神作品すぎる‼︎更新頑張ってください‼︎ (2022年4月8日 23時) (
レス) @page5 id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
Iam猫 - おっふ(尊死) (2022年4月7日 11時) (レス) @page3 id: eb11858115 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - さいっこうっすわぁ！！更新有り難う御座いますぅ！！！がんばってください！！！ (2022年4月6日 17時) (レス) @page3 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここなつ | 作成日時：2022年4月1日 14時
