第伍百漆話 ページ10
気配がどんどん近づいてくる。多分門につく頃に会えるだろうな
虎「ーーしたら俺即死刑!?」
宿『なんだ貴様が頭ではないのか。力以外の序列はつまらんな』
バチッと勢いよく頬を叩く悠仁君
滑り込みセーフ。グ ロい!けど見たかったたまに出てくる宿儺様!
虎「悪ぃ先生。たまに出てくんだ」
五「愉快な体になったねぇ」
よっ、と手を上げたら2人とも返してくれた。
宿『貴様には借りがあるからな』
ぐぱっと左の甲に出てきたね
虎「あっまた!!」
宿『小僧の体モノにしたら、真っ先に殺してやる』
五「宿儺に狙われるなんて光栄だね」
宿『それと小娘、』
ぺしっと悠仁君に叩かれる。まだ宿儺様話途中だったんにね。あと、悟は眉を潜めた。静まれ災厄。
虎「やっぱコイツ有名なの？」
五「まあね。Aよろしく!」
台詞投げないで、それもここで1番先生らしい台詞だったのに...
「...両面宿儺は腕が4本、顔が2つある仮想の鬼神。けど宿儺さ、宿儺は実在した人間。まぁ千年以上前の話だけど。」
一瞬宿儺様って言いかけた。危な
「呪術全盛期、呪術師が総力を上げて彼に挑み、破れた。宿儺の名を冠し、死後呪物として時代を渡る屍蝋さえも消し去ることができなかった」
「紛うことなき、呪いの王。それが両面宿儺だよ」
虎「先生とどっちが強い？」
「悟。力を全て取り戻した宿儺でも、多分悟が勝つよ」
前の扉を見て、悠仁君を見据える
「悠仁君頑張ってね」
虎「応!あ、あと悠仁でいいよ」
コクりと頷いた
夜「遅いぞ悟」
悠仁く...悠仁が学長に気づいた
夜「8分遅刻だ」
夜「責める程でもない遅刻をする癖、直せと言ったハズだぞ」
オッサンがカワイイをつくってる!!んですよ、悠仁君。これぞギャップ
五「責める程じゃないなら責めないでくださいよ。どーせ人形作ってんだからいいでしょ。8分位」
社会人向いてないよ悟。まぁ向いてなくていいのかもだけど
五「夜蛾正道学長だよ」
でもしっかりと先生してる。
夜「......その子が?」
いえす。間があったのは仕方無い
虎「虎杖悠仁です!!好みのタイプはジェニファー･ローレンス。よろしくおなしゃす!!」
ばっ、と頭を下げて挨拶をしている
夜「何しに来た」
悠仁は驚いた顔つきをした。まぁ当たり前に面談をしに来たって聞こえるかもだけど。さて、悠仁はどうなりたいのかね。
虎「......面談」
夜「呪術高専にだ」
虎「呪術を習いに...?」
夜「その先の話だ」
あぁ、先が怪しくなっていく
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ねこくらげ(プロフ) - 莉緒さんコメントありがとうございます！此処まで一気読みとは...！！ありがとうございます！！！ (2022年2月20日 16時) (
レス) id: 164103a512 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - 一気読みしました!!続きが楽しみです！ (2022年2月20日 15時) (レス) @page23 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2021年9月7日 16時
