第伍百参話 ページ6
屋根から見る光景は、いつしか漫画で見たそれと同じでこれが漫画の世界だと何時もより強く実感する
これが現実にも関わらず、私は1人のこの作品が好きな人物となる。
どんどん紅潮していく頬や口許が上がっていることは自身は気付かなかった。
悠仁君が四階の窓を割り、硝子の割れる無機質な音が此方にまで響いてくる
ここからはよく見えた。悠仁君が殴り先輩を救出し玉犬それらを食す過程、そして恵が壁に投げつけられ玉犬が泥のように溶けて消えることもはっきりと見えた。
デカイ呪霊だ。恵諸とも壁に穴あけて屋上に出てきたよ
悠仁君がその呪霊に頭部分に一発入れる。
”人が死ぬ“、これが悠仁君にとって1番痛いんだろうなぁ、きっと。
虎杖君は呪霊に捕まり、迫り来る呪霊の大きい歯を足で固定。放り出された宿儺の指を口で咥えた
...あれ?漫画と違う?自分の記憶違いかな。あ、アニメは見れてないからアニメ路線だとしたら合点はいく。今回私は干渉していないので私が現況という仮説は省いているが、きっと当たっている。
そして、
宿儺の指が宙を舞った
伏「やめろ！！」
恵の制止の声も虚しく虚空に消え、悠仁君は指を飲み込んだ。
阿「にひひっ」
本来、特急呪物である両面宿儺の指を口にすれば確実に死ぬ。だが、虎杖悠仁の体はそれに順応した。それは最悪の順応の仕方をする。宿儺が受肉したのだ
先程2人が戦っていた呪霊は意図も容易く虎杖悠仁に受肉した宿儺の手によって飛び散った
宿儺は服を破り、高らかに笑う
「鏖殺だ」
その言葉は重く、太く、はっきりと聞こえた。
だが、虎杖悠仁の体は自身の首を自身の手で押さえる。
悠仁君が宿儺様に抗っているのだ。抗う、といっても極自然に悠仁君自身へと変わる。
それに構わず恵は戦闘の構えをする。少し遅い反応だ。
悠仁君は体の痣は失せ、両手を挙げる。それから丁度いいタイミングで悟の到着。
一瞬にして恵の警戒心は解かれ構えを止めた。これが五条悟という人物の強さを物語っているようにも見える。
悟は鬱陶しい位に恵の写真を撮り始める。鬱陶しい位に、というか実際に凄く鬱陶しい。恵の顔に書いてある
悟はスマホを弄りながら会話する。
悠仁君が話すと手が止まる。混じってることを確認すると準備運動を始めた
喜久福の入った袋を恵に放り渡す。そして土産を買って来たことに対し恵は信じられん、と言いたげな顔をしている。笑う
そう言っている間に悠仁君は宿儺様と入れ代わってる
さぁ、10秒だ。
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ねこくらげ(プロフ) - 莉緒さんコメントありがとうございます！此処まで一気読みとは...！！ありがとうございます！！！ (2022年2月20日 16時) (
レス) id: 164103a512 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - 一気読みしました!!続きが楽しみです！ (2022年2月20日 15時) (レス) @page23 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2021年9月7日 16時
