第伍百弐話 ページ5
はい、あの学校に着きました
宿儺様の指がある学校、杉沢第三高校に。
うん早かったわ。電車で来たんだけど流石に早かった
暇を持て余し過ぎた私は一体何をすればいいんだろうか。
誰かの家の屋根で寝転がってるって何処ぞの猫だよと言いたくなる。まぁ高専でもそうだし今更だ
呪霊うじゃうじゃいるのが気になるけど祓うことはしない。
放課後まであと数時間。暇だ...
もう少し待って、虎杖君の活躍(生徒より問題のある教師との勝負)を見ますかね。
暫く待っているとグランドに人の群れが出来てきた
あれかな。
再度思う。自分は学校生活を主に行っていなかったな、と。
でも今は好きなことに集中だよ、阿倍野さーん。
問題教師が投げ、次に虎杖君がその場に立つ
数秒後、ゴィィィィン、という凄まじい音が響く。サッカーゴールの枠にめり込み煙を出している鉄球。
うわぁ...()
そして悠二君達が話している間に教師は間抜け面を晒し生徒3人が自撮りとして撮っていた。恵との接触もその後直ぐだった。
悠二君に着いていくか迷ったがおじいさんとの最後を盗み見ることは流石に私でもしない。
静かに、2人を待とう
少し寝ておこうか。
ーー
起きると丁度日が傾いている。いい頃合いに起きれたようだ
本当に寝る以外することがなかったんだ。もう素手に勝手に動いてる訳だからこれ以上原作を壊す原因になりたくないので。
あ、彼処に見えるのは恵では？よし
部室まで見れないのが残念かな
さて、恵は校門を出ていく。多分虎杖くん、まぁ悠二くんの所に向かうため病院に行ったのかなぁ
相変わらず悠二君足早いな...
じゃ、場所確認と行きますか。
呪力は離れていても濃い。私は他より感知が鋭いからか、先程からピリピリしいている。
...あの部屋が部室か
まだ封は解けてないみたいだけどそろそろ剥がれるんじゃないかな
目を閉じ数を数え出す。
1、
2、
3、
4、
5、
6、
7、
8、
9、
...10。
襲い掛かる呪力の
あぁ、始まった。
ゆっくりと、目を開ける。
この高揚感、嗚呼、やっとだ
口元が緩む。
待ちわびていた原作!!!この気持ちに名前はつけられるのか、と思うほどの心臓の引き締まりと音の高鳴り。
溢れかえる高濃度の呪力は周囲の呪霊にも感染していく。
2人の人間は走り出した。そして呪霊に怯える人達。
主人公と後に主人公の同期となる人物がどんどん学校へと距離を縮めていく。
楽しみだ
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ねこくらげ(プロフ) - 莉緒さんコメントありがとうございます！此処まで一気読みとは...！！ありがとうございます！！！ (2022年2月20日 16時) (
レス) id: 164103a512 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - 一気読みしました!!続きが楽しみです！ (2022年2月20日 15時) (レス) @page23 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2021年9月7日 16時
