第漆百壱話 ページ24
その笑顔も胡散臭い。傑とは違う笑い。
夏「そうだったね。信用しようか」
何が信用だ。お前に信用なんかされたくない、してもいない癖にこの、!
...落ち着け、阿倍野A。
原作キャラに此処までの嫌悪を抱いた事はない。何故？知らない自分がいるような、感覚。前世では感じたことがない不信感。
早くコイツから離れたい。そう本能が、魂が何かを引き裂いて、叫んでる。
「此方は話した。解放をしてくれるかな」
冷静を装う。コイツに対しての怒りや気味の悪さを出してはいけない。
大丈夫。宿儺に関する情報はそれ程までに強い。たったこれだけの情報でも白と黒と言うように、違う
だけどこれは後々わかること、だから明かしても平き...あれ？
......わかる、こと、だっけか？しっかりと伏黒 恵だと、断定していたか？
夏「わかった。ありがとうA。また会おう」
いや、否。地雷がいる事を勘づいていただけだった。これは大失態。やらかした
「..次会った時は殺しあいだよ」
顔に出すな、行動にも、挙動にも出すな。
「私はお暇させて頂くよ。約束でしょ？」
私達の会話に口を挟む者はいなかった。ただまぁ、真人が未だに離そうとはしていないがね
真「もーちょっと待って」
自由だなぁ。少し、落ち着けた気がする
真「できた！じゃあまたね〜」
何時でも歓迎する、と言うように子供みたく手を降られたが真人以外はそうでも無いようで。特に漏瑚がそう態度に表してる
私は何も言わず真人に弄られた髪を少し触れてその場を後にした。店を出ると店は放火された。漏瑚のせいだろう。これ以上の干渉はしない。
予定の場に向かいながら次を考えねば。
今回の発言で私の失態でメインキャラが死期を早めるか、死んでしまう可能性ができた。それをカバーする必要がある。完全に自業自得である。カバーするために倒す、というのもいけない。
記憶がもう曖昧でも、次から重要な事を出来るだけ思い出してからにしよう。まぁ次がないことを祈るけど。
なんとかしないと。私に出来ること、多少無茶をしてでもそれ以上もする。これが私1人ができる限度だ。
また原作への干渉を進めていこう。戻れないなら進むまで。
何が興るかわからないのが、現実だ。ここが現実である、証明なのだ。
「さて、今は何処まで進んでるのかな〜」
それでも、私は楽しんでいる。その為に生きている。
私はこの物語に胸を躍らせ、期待、高揚、恍惚、心酔、言い切れない程に、娯しんでいる
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ねこくらげ(プロフ) - 莉緒さんコメントありがとうございます！此処まで一気読みとは...！！ありがとうございます！！！ (2022年2月20日 16時) (
レス) id: 164103a512 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - 一気読みしました!!続きが楽しみです！ (2022年2月20日 15時) (レス) @page23 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2021年9月7日 16時
