第録百肆話 ページ17
ドタドタと聞こえる足音は階段を躊躇なく登っていく
任務終了速度を上げる為に2手に別れることを提案したのは野薔薇ちゃん。
その言い様に悠仁が牽制をかけるが聞く耳持たずでズンズン歩を進めた。なぜ悠仁がモテないのだろうか。鈍感なだけ?
悠仁の方に呪霊が出たが直ぐ様撃退。自分が動けることをしっかりと再確認した。いいね
五「悠仁はさ、イカレてんだよね」
悟はコンコン、と自身の頭をつく
五「異形とはいえ生き物の形をした
五「君みたいに昔から呪いに触れてきたわけじゃない。普通の高校生活を送ってきた男の子がだ」
五「才能があってもこの嫌悪と恐怖に打ち勝てず、挫折した呪術師を恵も見たことあるでしょ」
五「今日は彼女のイカレっぷりを確かめたいのさ｣
悟が楽しんでいる事がわかる。私も同じなので何も言えない。
さて、本題の野薔薇ちゃんの方ではマネキンの様な呪霊(もしかしたら付喪神、とか言われている類いかもしれないヤツ)を祓い、格好よく決めて魅せた。
子供発見
子供は呪霊に人質に捕られ野薔薇ちゃんは呪具を手放し降参と言うより何も出来ない、という事を示すために両手を挙げた。
どちらも救われない事が解っていてこの対応をとるという事は私的に野薔薇ちゃんは本当に優しいと思っている。なんだよ、呪術師皆好い人か?
傑も結局は本当に呪術師の楽園を夢見ていた訳ではなくて、大切な人達を守りたかった、と言うより大切な人達が消えてしまうこの世界で生きていけなくなったんじゃないかと最近では思う。だから生きていける世界に塗り替えようとしたのかな。
まぁ、結局のところ考えは作者の芥見先生と夏油傑というキャラクター、人にしかわからない事だね。
ただ、わかるのは傑と悟は逆の人で互いに受容と拒絶を、一方は残虐さを求め、一方は優しくあろうとする。互いが互いを真似してる。たった一人だけの親友を頼りにしていたのかも
受け入れるのには必ず限界がある。それだけだったのかなぁ。
話が逸れたね。_(ﾈｺｸﾗ｢映画初日混んでたね。見たらやっぱ再度考えちゃう。共有させておくれ｣)_
考えてたら恵達の会話終わってる。ごめん。命の駆引きを仕掛ける知能、狡猾さがあるって話だったよね。多分呪力の密度みたいなものだよ
野｢最後に、沙織ちゃんに会いたかったな｣
野薔薇ちゃんが未練の念を言うと、壁を拳が突き破った
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ねこくらげ(プロフ) - 莉緒さんコメントありがとうございます！此処まで一気読みとは...！！ありがとうございます！！！ (2022年2月20日 16時) (
レス) id: 164103a512 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - 一気読みしました!!続きが楽しみです！ (2022年2月20日 15時) (レス) @page23 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2021年9月7日 16時
