第録百壱話 ページ14
一晩明けて11時35分。呪力のある人の気配を察知しました。多分野薔薇ちゃん。覚えたぞ、野薔薇ちゃんの呪力
悠仁がコンビニで買ったアイスを頬張っている。可愛い
虎「一年がたった3人って少なすぎねぇ？」
伏「じゃあオマエ、今まで呪いが見えてる奴会ったことあるか？」
ちらと悠仁は此方を見た
虎「...A以外は、ねぇな」
伏「それだけ
虎「ていうか俺が3人目って言ってなかった？」
伏「入学は随分前に決まってたらしいぞ。こういう学校だしな、何かしら事情があんだろ」
此方を見られたが、私はあんま知らない事情だから首を横に振った
五「おまたせー。おっ制服間に合ったんだね」
虎「おうっピッタシ。でも伏黒と微妙に違ぇんだな」
パーカーついてるし、と袖を見やった
五「制服は希望があれば色々いじって貰えるからね」
虎「え、俺そんな希望出してねぇけど」
五「そりゃ僕が勝手にカスタム頼んだもん」
ま、いっか。と言っているが、適当にしすぎると危ない
伏「気をつけろ。五条先生そういうところあるぞ」
私は慣れた
伏「それよりなんで原宿集合なんですか？」
回りは賑わっていて、少し声が大きくなっている
五「本人がここがいいって」
虎「あー!ポップコーン食いたい!!」
既に興味が食に行ってるよ
ーー
あ、目の前をスカウトさんが通ってる。野薔薇ちゃんの気配も近い
釘「私は？」
頂きました。私は？。スカウトさんがあまりに唐突な申し出に引いてるよ。笑いそう
あの、今急いでるんで、と去っていこうとするスカウトさんの首根っこを鷲掴んで引き留めている。面白い
虎「俺達今からアレに話しかけんの？ちょっと恥ずかしいなぁ」
伏「チッオメェもだよ」
それな。イラッは抑えて下さいな
五「おーい、コッチコッチ」
手を振ってるけど、女学生らしき声からやばぁ!あの目隠しどうなってんの?って聞こえたよ。ここはやっぱ芸人は著作権駄目か
ーー
五「そんじゃ改めて、」
コインロッカーの鍵を閉めて腰に手を当てる野薔薇ちゃん
釘「釘崎 野薔薇。喜べ男子、紅一点よ」
恵は顔に出やすいね。ウザッ...じゃないのよ。
釘「ん？女子もいるじゃん」
｢ども。阿倍野Aです。生徒じゃないけどよろしくね｣
ふーん、といったよう。2人のことは品定め感満載のジト目
虎「俺虎杖 悠仁。仙台から」
伏「伏黒 恵」
野薔薇ちゃんは溜め息をついた。お気に召さなかったらしい
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ねこくらげ(プロフ) - 莉緒さんコメントありがとうございます！此処まで一気読みとは...！！ありがとうございます！！！ (2022年2月20日 16時) (
レス) id: 164103a512 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - 一気読みしました!!続きが楽しみです！ (2022年2月20日 15時) (レス) @page23 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこくらげ | 作成日時：2021年9月7日 16時
