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康二side
2泊3日で友達と泊まりに行ってた、
Aちゃんが帰ってきた。
康二「おかえり〜！！」
「ただいまっ」
康二「寂しかったよ…」
「ごめんごめん！」
荷物片してソファーに2人で座ると、
色々旅の思い出を話してくれる
「実は、康二君のアクスタと写真持ってってた」
康二「な、なんだって！？」
「枕の横に置いといた、あべこじで」
最後の一言がつっかかりながらも…
進歩したわ！嬉しい！
と思いつつも少し照れながら話す君が可愛くて
康二「…こっち向いてや」
「まだごはん食べてないよ」
その言葉を無視して
顔を傾けて、唇を重ねた。
唇を1度離して、もう一度重ねた。
---リンローン♪
---リンローン♪
途中、続けて二回の電子音が
メッセージが来たことを知らせる。
だけどそれどころじゃない。
康二「ん…A…、」
倒れこんだソファ。
夢中になって、
貪って、
溶けて…
〜♪〜♪♪〜
「「ッ！？！？」」
急に鳴り響く、聞き慣れた着信音に
2人してわかりやすくビクッと体が跳ねた。
出なくていいの？と言いたげな視線を向けたあと
チラリとテーブルの上の
俺のスマホを見たA。
康二「いいから、俺だけ見ときなさい。」
くいっと顎を掴んでまた視線をもどしても
「だって…」
着信音が止まらないことが気になるAは
ついさっきまで確かに盛り上がってたはずなのに、
なんだかそわそわし始めて
俺に脱がされかけてた服を
さりげなーく整えてしまった。
はぁ… もう誰やねん…
「あ、の、康二君…
電話終わったら…続き、しよ？」
康二「…ん、わかった」
って、思ってたのにぃ！！！！！
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作者名：恋 | 作成日時：2021年5月17日 22時
