【忍たま・天女】ここまで願ったわけじゃない。

え、え、え ページ34

伊作「Aちゃん・・・あのね、僕・・・」

　頬を赤らめ、うつむいた伊作。彼は決心したように、口を開いた。

伊作「僕、Aちゃんのことが好き・・・大好き・・・！」

　食堂内が静まりかえる。彼の目線は、しっかりと私だけをとらえている。

A「えええええ」(言うのそれ今なのそれ)

仙蔵「伊作！抜け駆けするな！」

小平太「私達だって、Aが好きだ！」

A「え、え、え」

勘「待ってくださいよ！」

兵助「こっちだって、Aに・・・！」

八左「僕達は後輩だけど！」

三郎「Aを思う気持ちは、先輩達にも負けませんよ？」

雷蔵「僕達にも言わせてもらいます・・・」

久作「待ってください！僕達だって！なぁ、みんな」

三郎次「バカっ！言うな///」

秀作「待って待って！僕も忘れられちゃ困るね」

　わあわあと騒ぎ立てるみんな。

　・・・知ってたよ、そんなこと。

　知りたくなかったし、言うとは思わなかったんだ・・・。

　それに、



A「・・・ごめんなさい、私・・・」

やろうとしなかったんだ。→←・・・はぁ・・・？

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