待ってカオス ページ29
秀作「そこ曲がったらすぐだよ。」
A「はい。ありがとうございました、もう大丈夫です。」
久作、いるかな・・・。
数少ない味方に思いを寄せ、足を速める。
ドンッ
A「あっ、ごめんなさい!」
角を曲がろうとした途端に、誰かとぶつかった。とても見なれた・・・あ、きり丸だ、きっと。
きり丸「いって〜、あっ、天女!全部、お前のせいだからな!お前のせいで、図書室が!」
何か言う間も与えられず、彼は走り去る。
・・・・・なんか、嫌〜な予感がするねぇ。
図書室に入ると、久作、他の二年生達もいた。いただけならよかったけど
久作「今すぐ訂正しろ!」
久作が三郎次に掴みかかって
三郎次「やだね!これだから頑固はな〜。誰が訂正するもんか!」
三郎次が久作をひっぱたいて
A「な・・・・な、何やってんの・・・・・!?」
なぜ殴り合いの大喧嘩をしているの!やるなら外でやr((はいダメです
左近「天女・・・・!」
四郎「アワワワ、スミマセン、スミマセン!」
A「え、何で謝るの、謝らないで」
四郎「あああ謝っちゃってスミマセン〜」
待ってカオス。
左近「天女の・・・天女の妖術のせいで!」
A「妖術なんてかけてないよ、てか一回止まれ!!」
こういうのを鶴の一声っていうのかな、静かになった(自分で言うもんじゃないか)。
久作「Aさん・・・。三郎次が・・・こいつが、あなたを罵ったんです!見てもいないのに」
三郎次「おい天女!久作にかけた妖術を解け!」
久作「ッ!お前・・・!!」
A「いいよ。そう思われても、仕方ないんだから」
久作「・・・Aさん・・・」
私はハンカチを出し、三郎次の傷口をおさえた。
三郎次「ッ、触るな!」
A「・・・ッ、ぁ、ごめんなさい・・・。久作さん、こんなことしないでください、私のことなんていいから、あなたは周りとの関係を大切にして」
久作「そんな、僕は、あなたのためを思って・・・」
A「私のためを思ってくれているのなら、こんなことしないで。お互いのためにも」
他の二年生の方に体を向け、私は頭を下げた。
A「怖がらせてしまって、ごめんなさい・・・」
震えている私の声。自分の頬を涙がつたうのがわかる。
情けない。なんで泣いてんだろ。
どうして私は、こんなところにトリップさせられたのだろう。
なぜ私はこんな思いをしなきゃいけないの?
65人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サラサにょほほ - はなびキラーさん» やほやほ。はなびん暇なんだな?(確信) (2020年3月3日 16時) (レス) id: 6daa84f40c (このIDを非表示/違反報告)
はなびキラー - 今自分の作品見てたらここに飛べてビクった。ランキングたっか。すげぇ (2020年3月2日 20時) (レス) id: a940a88276 (このIDを非表示/違反報告)
サラサにょほほ - はなびキラーさん» 偉そうやなー。面白い・・・意外?意外と? (2020年2月8日 15時) (レス) id: 82093927be (このIDを非表示/違反報告)
はなびキラー - ん、意外と面白い。←偉そうww ぬが吉も読みな (2020年2月8日 14時) (レス) id: a940a88276 (このIDを非表示/違反報告)
サラサにょほほ - ぬるさらメロンソーダさん» ありがとうございます!嬉しいです!天女ってまだいまいちよくつかめていないので心配ですが・・・やる気でました!頑張ります! (2020年1月9日 22時) (レス) id: 6daa84f40c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ