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「ごめんなさい…携帯いきなり壊れちゃって…
何も出来ないから眠っちゃってた…」
健「っ…無事でよかったわ…」
珍しく息…少し上がってる?
「もしかして仕事終わって急いで来てくれたの?」
健「そりゃそうやろ…彼女と連絡つかんのに…」
健二郎君は私の顔を見るなり優しい顔で笑うと肩に顔を乗せてより強く抱きしめた。
「健二郎…く…痛い…」
健「あぁ、すまん…
…とりあえず臣ちゃんに連絡取らな…」
健二郎君は鞄から携帯を取り出すと電話をし始めた。
健「あ、臣ちゃん?
うん、大丈夫やった、
なんか携帯壊れたらしくて寝てたわ(笑)
ん、うん、分かった。
ありがとうな臣ちゃん」
「臣さんが送ってくれたの??」
健「うん。
家の前まで送ってくれた。」
そう言うと私の頭を優しく撫でた。
健「本間…携帯壊れて寝るてなんやねん(笑)
めっちゃ心配してんからな…?」
「ごめんなさい…」
そう俯いて言うと健二郎君が頰に手を当てて私の顔を上げた。
そしてそのまま…
「んっ…」
健「ほんまに真白…
心配かけさせんなよ…?」
顔が赤くなった。
fin
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作者名:ミコル・リア | 作成日時:2017年12月2日 10時