今日も麦わら一味に愛される１０ (ページ11)

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救世主ページ11

『ロビンなら分かってくれるはずだけど、、』

電伝虫を切った後、少し心配そうに電伝虫を見つめるA

ナミ「さっきのってモールス信号？そんなのできるのね、凄いわ

そもそも電伝虫なんてどうして持ってたの？」

普段電伝虫を持ち歩かないAが電伝虫を持っている事を不思議に思うナミ

『ゾロに無理やり持たされたの、いらないって言ったのに

でも良かった～持ってて』

ナミ「ほんっと過保護ねぇ、、」

すると先程とは違う男が部屋に入ってくる

「やっぱりいい女だよなァ、お前ら

海軍に渡す前に、、」

そう言ってAの服のボタンに手をかける男

『やっ、やめて！』

ナミ「ちょっと何してんのよ！！Aから離れなさいよ！」

「お前ら立場分かってんのか？無駄口叩いたら殺すぞ」

Aの服の中に手を入れようとする男

『い、いや！やめてっ！』

すると突然目の前の壁が崩れる

「「『!?』」」

ルフィ「うおー！どこだAー！！ナミー！！」

ナミ「ルフィ！」

ルフィ「あ！お前がAとナミを捕まえたのか！」

ルフィは男を1発殴って気絶させる

何事だと上がってきた他の男達もルフィによってボコボコに倒される

ルフィ「よし終わりだ！ケガねぇか？」

ナミの鎖を引きちぎり、Aの鎖も外そうとするルフィ

『や、やだ、触んないでっ』

カタカタと震えるAはルフィの顔を見る事無く下を向いて呟く

ナミ「A、大丈夫よルフィが来てくれたわ

ルフィ早くAの鎖を、あ！海楼石だわ！どうしよう！」

ルフィ「じゃあゾロかサンジに壊してもらうか！

んー、とりあえずこの柱も持ってくか！」

ボコッと柱を抜くルフィ

ナミ「その柱粉々にすれば鎖だけでいけるでしょ！」

ルフィ「そっか、よしこれで大丈夫だ！

A行くぞ！」

ルフィはAを抱えようとする

『やめてっ、やだ、』

恐怖に満ちた目でルフィを見るA

ナミ「A？大丈夫よ、よく見てルフィでしょ？」

Aの背中をさするナミ

『ナミっ、こわい、』

ナミに体をくっつける

ナミ「大丈夫だから落ち着いて、ほら見てルフィよ」

恐る恐るルフィの方を見るA

しばらくすると落ち着いてきたのか、ナミから体を離す

ナミ「もう大丈夫？」

『、、ごめん、パニックになってた、もう平気』

ルフィ「まー気にすんな！歩けっか？」

Aは無言でルフィに手を伸ばす

ルフィ「よし！サニーに戻るぞ！」

ひょい、とAとナミを抱えて塔からジャンプする