今日も麦わら一味に愛される１０ (ページ1)

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上手にあやすページ1

ロビン「みんな揃って何かあったの？」

キッチンに入ってきたロビンが言う

『ロビンおかえり！』

ナミ「ちょっと色々あってね、ゾロ見てない？」

ロビン「いいえ、見なかったわ」

フランキー「最後の望みはサンジだな」

『ゾロって黙ってればカッコイイから女の人とどっか行って、今日は帰ってこないかもよ』

ウソップ「お前そういう事言わねー方がいいぞ

見た目と同じ純粋キャラでいけ」

ビシ、とAに指をさし言うウソップ

『ふふ、何それ』

ブルック「黙ってれば、とはAさんもなかなか手厳しいですね、ヨホホ」

チョッパー「なんで今日帰ってこねーんだ！？」

ルフィ「カッコよかったら飯食べさしてくれんのか！？」

『ウソウソ、ゾロは帰ってくるよ』

すると外から聞きなれた言い争いが聞こえてくる

『ほら帰ってきた』

ガチャ、と開いた扉の方を見れば

ゾロとサンジが入ってくる

サンジ「ただいまレディ達～♡」

フランキー「サンジ、迷子ゾロの保護ご苦労だったな」

ゾロ「俺は迷ってねェ、なんだそいつ」

チラ、と赤ん坊を見て言うゾロ

『ウソップ達が誘拐してきたの』

ウソップ「違う！紛らわしい言い方すんなよ、保護だ保護！」

バン、と机をたたいたウソップ

その大きな音に驚いたのか、スヤスヤ寝ていた赤ん坊が大きな声で泣き始める

ナミ「ちょっとあんた泣かせたでしょ！」

ウソップ「わざとじゃねェんだ！！」

チョッパー「どどどどうすんだ！？」

ルフィ「泣きやめ～！」

ルフィが顔を引っ張り変な顔をするが泣き止まない

慌ててウソップが赤ん坊を抱き上げる

ウソップ「泣き止んでくれ～！」

ナミ「どうすんのよ、泣き止まないじゃない！」

ウソップ「んな事俺に言われてもどうすりゃいいんだよ！！」

『貸して』

ひょい、とウソップから赤ん坊を受け取り

リズム良く背中を叩くA

するとすぐに赤ん坊は泣き止み、また眠りにつく

ウソップ「す、すげェ、、」

そーっとカゴの中に赤ん坊を置くA

フランキー「ほォ、、スーパーだな！」

サンジ「さっすがAちゅわん♡」

チョッパー「しー！！」

指を口に当てるチョッパー

ナミ「あやすの上手ね、凄いわ」

『ありがと』

ウソップ「なんでそんなに上手な、、」

『じゃ、私は部屋に戻ろうっと

夕飯できたら呼んでね』

ウソップの話を遮りスタスタとキッチンから出ていくA

ウソップ「Aの奴、どうしたんだ急に？」

フランキー「さァな」