あの夏の日 (ページ42)

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和said ページ42

今度はレントゲンだと起こされた。

なんだか集中して眠れず促されるままレントゲン室へ。

レントゲンはすぐに終わって部屋に戻ってくるとマネージャーが来ていた。

あと1時間でリハーサルの時間だもんな。

その後は着替えて、医者が来てと横にはなって目をつむるもうとうとするだけで寝れない。

昨日のお医者さんが来た。

「二宮さんやはり肺炎のようですね。胸がゼーゼー言っているのは肺が炎症を起こしているからです。炎症値もまだ高いのでくれぐれも無理をしないように。今日は退院でいいですがお薬を出しておきます。悪化するようでしたらすぐに来てくださいね。」

医者や看護師が出ていくと武田さんは熱は何度だ？眠れたのかとか質問攻め。

心配性なんだから。

武「具合悪くなったらすぐに言ってよ。いつも無理するんだから。わかった？」

はいはい、と軽く流すと睨まれた。

突然の入院は相当心配をかけてしまったみたい。

それからはばたばたで裏口から退院した。