私のせいで六人のお兄ちゃんが心配性になったんだが

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Aside


これは私が４歳だったときの話。
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ある日、いつものように孤児院の隅っこで絵を描いていた。
いつも、みんなに虐められているから黙って絵を描いていた。
絵だけは私の友達みたいなとこあったから、ずっと絵を描いていた。

すると優しそうな、かっこいい６人が入ってきた。
その人たちは、係の人に案内されて別室に入って行った。そこからは、私たちの様子がよく見える。
里親になってくれる人が私たちを遠くから見て決めるための部屋らしい。



すると、６人が私の方を見た。
なぜかみんな切なそうな目をしていた。
一番年上っぽい人が係の人と話している。
水色の髪の毛の人が一層悲しそうな顔をして私を見た。
なになに？係の人私の過去でも話した？？許さねえ
今まで私の過去を知った人は気に入ってくれても離れて行った。


急に、係の人は私をその方々の前に連れてきて、

係の人「ほら、方々が、あなたを妹にしてくれるそうよ。挨拶しなさい。」

と言った。
確かに一番年上っぽい方でもお父さんには見えない。
私は引き取ってくれることを知った喜びと緊張でいつもの１０倍小さな声で挨拶をした。
聞こえただろうか。

？？？「Aか、、可愛い名前だな！」

ピンク色の髪の毛の人が言った。
今まで褒められてこなかったから恥ずかしすぎる。
気づいたら口角が上がっていた。


簡単な会話をして、時間が過ぎて行った。
本当に引き取ってくれるらしい。

『あの、ありがとうございます！」

「「「「「「僕/俺たちと一緒に沢山遊ぼうね！」」」」」」

そういうと６人のお兄ちゃんは係の人に見送られた。
私も幸せになる日が来たのだ。


あ。名前聞くの忘れてた。


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そんなことがあってから私は今、苺村家の一員になった。

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