【暗殺教室】烏間の同僚は若返った【男主】 (ページ10)

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七時間目ページ10

ドアを開けて、イリーナが入ってくる。
それまで会話を続けていたクラスは
イリーナの方を注目する。

「あ、イリーナ先生。」

イリーナは、チョークを片手に持つと
黒板にスラスラと書いていく。

「You are incredible in bed！Repeat！」

流暢な英語で生徒達に指示を出す。

「ほら！」

「「「ゆ、You are incredible in bed…」」」

「アメリカでとあるビップを暗殺した時
色仕掛けで接近したわ。その時彼が私に言った言葉よ。意味は…」

皆、その話に興味を引かれる。

「ベットでの君はすごいよ…」

中学生になんて文章読ませんだよ。
そう心の中で思う。

「でもそれ、使えんの？」

「…あんたなら、どっちでも使えるわよ」

「おい。イリーナ先生何の話ですか。」

イリーナは、Aの顔を見て言う。

「外国語を短い時間で習得するにはその国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ。」

イリーナは、何故恋人を作るのが手っ取り早いのか
を説明する。

「私は事後途上、そのやり方で言語を身に付けてきた。だから、私の授業では外国人の口説き方を教えてあげる。」

外国人と聞いて、中村と岡島の顔がニヤける。

「私が教えて挙げられるのは、実践的な会話術だけ…もし、それでもあんた達が私を先生と思えなかったらその時は、暗殺を諦めて出ていくわ…そ、それなら文句ないでしょ？あと、悪かったわよ…いろいろ。」

少しの沈黙のあと、クラス中が笑いに包まれる。

「「「あははははは」」」

「なにビクビクしてんのさ。さっきまで殺すとか言ってたくせに。」

「もうビッチ姉さんなんて呼べないね！」

「あ、あんた達…」

「先生に向かって失礼な呼び方だったよね！」

「うん、呼び方変えないとね！」

イリーナが、感動していると
ひとつの言葉でそれが無くなる。

「じゃあ、ビッチ先生で。」

「えっと…せっかくだからビッチから離れてみない？」

「でもな、すっかりビッチで固定されちゃったし。」

「うん。イリーナ先生よりビッチ先生の方が
しっくりくるよ。」

「早く授業始めようぜ！ビッチ先生！」

「やっぱり嫌いよ！あんた達！」

結局、その場の状況はあまり変わらなかった。

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A全然喋らないですね。
それと、一つ前の話はまたいつか続きで
やります。