【暗殺教室】烏間の同僚は若返った【男主】 (ページ32)

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二十九時間目ページ32

「視線を切らすな！ターゲットの動きを予測しろ！」

「カルマほーいっ」

「Aもはーいっ！」

Aとカルマが組んでやっていると
Aの目に烏間が写った。

「やばっ…カルマちょっと待って！」

「A？」

Aは、渚のの手を取り自分の後ろへと回した。

「いっつ…」

ドサッという音とともにAの体が地面に叩きつけられる。

「すまん！Aくん。大丈夫か？」

「俺は平気。渚は？」

「うん、僕も平気だよ」

「それは良かった。気をつけろよ？惟臣先生」

「あっ…あぁ」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

「いや～しかし当たらん」

「私生活でも好きがねぇな。」

「って言うより私たちとの間に壁って言うか距離を保っているような…」

「私達のこと、大切にしてくれてるけど…」

「惟臣は不器用だからな。」

Aがそう呟いたが、聞こえているものは誰もいなかった。

「よっ！烏間」

「鷹岡…」

「新しい先生？」

「…嘘だろ。」

「Aくん？」

「今日から烏間を補佐してここでは働くことになった鷹岡明だ。よろしくな！E組のみんな！」

「…なんで」

新しい先生に注目する中
Aは、1人複雑な顔をしていた。

「いいんですか？…こんな高そうなの」

生徒達が囲うのは、鷹岡と多くのケーキだった。

「おう！食え食え！俺の財布を食うつもりで遠慮なくな！」

どうして鷹岡が、どうしてこんなところに。
Aの頭はそれでいっぱいだった。

「お？どうした甘いものは嫌いか？」

鷹岡に肩を組まれる。

「鷹岡…先生」

「ごめんな！今日は甘いものしか持ってきてなくてよ！」

「いえ…一つ、貰いますね！ありがとうございます！鷹岡先生」

Aはそう言うと、烏間の元へと走っていった。

「惟臣！なんで鷹岡がいるんだ。」

「A、俺の負担を減らすためにだそうだ。」

「あいつがっ！過去に何をしてきたか…」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗッ

「よぉ！烏間！ここの生徒は良い奴ばっかだな！」

「…失礼…しましたっ。」

Aは、鷹岡の横を通り過ぎ職員室を出ていってしまった。

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翌日、早速体育の時間が始まった。

「よし！みんな集まったな！」