【暗殺教室】烏間の同僚は若返った【男主】 (ページ28)

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二十五時間目ページ28

その後、イトナの殺せんせーとの兄弟発言により
クラス中はイトナに注目していた。

「すごい勢いで甘いもん食ってんな。」

「甘党のところは殺せんせーと一緒だ」

「あのお菓子分けてもらいたい。」

「Aは空気読め…」

一方殺せんせーも少しばかりは気にしていた。

「兄弟疑惑で皆やたらと私と彼を比較してきます。ムズムズしますねぇ。」

殺せんせーはそう言うと、グラビアを
取り出し読み始める。

「巨乳好きまで同じだ！」

一方イトナもグラビアを読み始める。

「これは俄然信憑性が増してきたぞ！」

「そ、そうかな岡島くん」

「そうさ！巨乳好きはみんな兄弟だ！」

「三人兄弟！？」

「でもさ、もし兄弟として…でもなんで殺せんせー分かってないの？」

茅野が問いかけると、不破が説明をしだす。

「でもさ、Aと律も姉弟じゃん？」

「いや、違うよ？俺と律まず次元が違うからな。」

「はい！私とAくんは姉弟です！」

「違うからな！？」

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ｷﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

「机のリング？」

「まるで試合だな。」

E組の教室には机でリング上のようなものを作り
中には殺せんせーとイトナだけが立っていた。

「ただの暗殺は飽きてるでしょ殺せんせー。
ここは一つルールを決めないかい？リングの外に足がついたらその時点で死刑。どうかな。」

殺せんせーは、こう言うのには弱い。
先生としての信頼を下げたくはないからだ。

「このルール受けますよ。但しイトナくん。
観客に危害を加えた場合も負けですよ。」

「では、合図で始めようか…暗殺…開始！」

シロの掛け声とともに、殺せんせーの腕は切り落とされた…が、それよりもイトナの触手に目が釘付けになった。

「触手…！？」

だが、驚いている暇はない。一方的に殺せんせーやられていく。
Aは、それを見て対先生ナイフを取り出す。

「おやぁ？落し物を踏んずけてしまったようですねぇ」

そして、今まであったそのナイフは、殺せんせーの手に渡っていた。

「よし。」

「A、お前…」

烏間だけがそれに気付き顔をひきつらせる。
殺せんせーは、自分の皮に包みイトナを外へ放り投げる。

「生き返りたいのならこのクラスで皆と一緒に学びなさい。」