【暗殺教室】烏間の同僚は若返った【男主】 (ページ21)

今日:33 hit、昨日:9 hit、合計:371,228 hit

十八時間目ページ21

「A、無事か。」

「うん。めっちゃ平気。」

Aと烏間がゆっくりと歩きながら話していた。

「惟臣、俺さ。やばいかも」

「何がだ。」

「いつもなら結構蹴るだけで相手吹き飛んだのに
その場に座り込ませることしかできなかった。」

「仕方ないだろう。今のお前は中学生だ」

「それと、高校生ごときに喧嘩売られた
俺年上なのに！」

「お前それが本音だろう。お前は本当にトラブルメーカーだな。…無事で何よりだ。」

「最後の言葉だけでいいって。
よし、俺部屋に戻るから、後でまた遊びに行くな。」

「来ないでいい。」

「またな！相棒」

手をおおきく振り、部屋へ入ると
気になる女子ランキングと書かれた一枚の紙があった。

「あれ、みんな青春だね。」

「お！A！気になる女子誰だ？」

「Aに気になる女子なんているの？」

「なっ！いるって。……一人に決められな…」

「いねぇんだな。」

Aは本当だって。と言い訳をしながら
その場に座る。

「皆、この投票結果は男子の秘密な。」

「ま、そーだよな。」

「女子や先生に知られないようにしないと…」

「５番です…なるほどなるほど」

襖の方を見ると、殺せんせーが何かをメモして
襖を再び閉めていた。

「メモって逃げやがった！」

「殺せ！」

「ヌルフフフフフフ」

男子総掛かりで追いかけることになった。

「え？好きな男子？」

一方女子側でも同じような話が
始まっていた。

「そうよ。こういう時はそう言う話で盛り上がるものでしょ？」

「はいはい！私は烏間先生！」

「そんなのはみんなそうでしょ？クラスの男子だと例えばってことよ。」

「うちのクラスでマシなのは、磯貝と前原くらい？」

「そうかな？」

「前原はタラシだからまぁ、残念として
クラス委員の磯貝は優良物件じゃない？」

「顔だけならカルマくんもかっこいいよね。」

「素行さえ良ければね」

「「そうだね…」」

みんな同時に頷く。

「あ、でもAも優良物件じゃない？
イケメンだし性格もまぁよしで」

「あ～たしかに」

「でもなんか中学生って感じしないよね。」

「そこがまたいいんじゃない！大人って感じ」

「今日とか女装させた時結構可愛かったしね。
あれは女の敵だわ。」

「ね～」

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

Aは、多分大人気ではないけど
周りからの評価は良い方かも…。