【暗殺教室】烏間の同僚は若返った【男主】 (ページ18)

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十五時間目ページ18

「それでさ…なんで俺まだ女装免除されないの！？一日経っただろ！」

「いや、だって3回負けたんだし当たり前だろ。」

「いいじゃんいいじゃん。面白いよA」

「カルマに至ってはそれが本音だろ。
てか、何このリボンは…」

修学旅行が始まり、京都巡りという名の
暗殺計画が始まった。

「坂本龍馬ってあの？」

「あ～1867年坂本龍馬暗殺近江屋の跡地ね」

「さらに、歩いてすぐの距離に本能寺もあるよ」

「織田信長も暗殺されてたっけ。
京都暗殺されすぎか。」

そして再び歩き出す。

「次は八坂神社ですね」

「え～もういいから休も～？京都の甘ったるい珈琲飲みたいよ」

「飲もう飲もう！」

そう会話を続けながら、色んな場所を観光して行った。

「へぇ～紙園って奥に入るとこんなに人気無いんだ」

「一見さんはお断りの店ばかりだから
目的もなくふらっとくる人もいないし
見通しが良い必要も無い。だから私の希望コースにしてみたの。」

「さすが神崎さん！下調べ完璧！」

「俺ここら辺来たことも見たこともないんだよな。
ちょっと俺向こうまで行ってみるわ。」

「あ、Aスカートめくれるよ～」

「なっ！余計なお世話だ…って！」

Aがカルマに反応し、振り返った時誰かとぶつかる。

「あ、すいませ…」

だが、謝罪の言葉は最後まで言えなかった。

「うぐっ…」

ギリギリ手でガードしたが、壁に思い切りぶち当たる。相手の男が思い切り殴りかかってきた。

「A！」

「女じゃねぇか。気をつけろよ」

「何お兄さん等、観光が目的っぽくないんだけど」

「男に要はねぇ。女置いておうちに帰ん…」

そう言い終わる前に、男はカルマの手によって
倒された。

「A生きてる～？」

「いった…死んでない死んでない。つか、男だし」

最後のつぶやきはおそらく誰にも聞こえていないだろう。

「てめぇ刺すぞ！」

「刺す？そのつもりもないのに？」

またもやカルマの手によって男は倒される。

「いや！」

「離して！」

「ちょっ、なんで俺！？触んなっ！」

声のするほうを見ると、女子…約1名は男だが
周りの不良たちの手によって連れていかれていた。

「分かってんじゃんか！」

「うっ…」

背後から来た攻撃をよけれず
カルマはその場に倒れ込む。

「カルマくん！」