Send your feelings 2

▽ ページ24

〜黎弥side〜


Aを家まで送る。朝あの公園に行ったけど、もう既に学校は終わる時間になっていた。


「黎くん今日はありがとう。」


黎「ん、こっちこそ付き合わせて悪かったな。」


「悪いとは思ってるんだ。笑」


黎「俺だってそこまで悪くねぇよ。笑」


黎「じゃあな。」


「うん！また明日、学校でね。笑」









黎「……幸せになれよ。」


今日最後にAが浮かべた笑顔は最初より明るい笑顔をしていてホッとする。


俺だってAのことは好きだけど俺の恋は叶わないままでいい。俺じゃ幸せに出来ないし俺の近くで別の誰かに向かってでもAの笑顔を見れるだけで幸せだから。


Aの背中を見ていると視界がぼやけてきて一筋の涙が頬をつたう。男として情けねぇ。




…たまにはカッコつけさせろよ。





涙を抑えるために精一杯夕日で染まったオレンジ色の空を見上げた。





___________


まだ俺にはやらなきゃいけないことがある。それを果たすために急いで学校に向かった。学校の昇降口から出てきたやつの前に立つ。


ちゃんと言わなきゃ。


黎「おい。」


堀「黎弥…？」


黎「ちょっとツラ貸せ。」



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最近評価を沢山して頂いて本当にありがとうございます！！ここ数日で10近い票を頂き、遂に100まで後6票になりました！！！

こちらもぜひ読者様の力をお借りして殿堂入り目指したいなぁなんて…((殴

それと最近なっちゃん全然出てませんでしたね！なっちゃんメインなのにすみません！もうぱっと見颯太くんと黎弥くんメインみたいですね笑

でも次回はちゃんとなっちゃんでます！
次回の更新もよろしくお願いします！

ココア

男と男のぶつかり合い→←君に寄り添う

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