17ソンセンニム 5

220 JH side ページ30

−−−ジョンハン side−−−

「はい」

「え？何で？」

「足先冷やしたら風邪ひくから」

「あ、ありがとう」









そう言って近くの椅子に座っておもむろに



靴下を脱ぎ出すA









つま先まで白い肌







人差し指長いな














ってか何か俺変態みたい









「何で突っ立ってんの？ここ」






そう言って隣をバンバンされる






「いや、いいや」






チラチラと通り過ぎる人が



こちらに視線を向ける








「そう？」








立ってないとガードにならないし




至近距離で見れたもんじゃない









「よしっ、本当ありがとう」

「どういたしまして」

「じゃあね」

「帰んの？」

「うん」









もう行っちゃうのか







あと少しだけ









「あの「あっ、夕飯何がいい？」









夕飯？









「俺の」

「俺の？？？」

「好物作って」

「ザックリしてるな」








そう言って笑っている








「じゃあ…ジョンハンの好物作って待ってるから

頑張ってきてね」

「バイバイ」









そう言って行ってしまった















「あ！いたいた〜！靴下サイズ大丈夫でしたか？？

って、顔赤いけど大丈夫ですか？」



「大丈夫です」






全然大丈夫じゃない






「あの、すいません」

「靴下以外にも何かありましたか！？」

「これ、ピンクに替えても大丈夫ですか？」

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