ユノと私 13 (ページ5)

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ユンホさんはとても忙しくなった。

日本と韓国を行ったり来たり。

私はなるべく韓国にいる時は食事を作りに行くが光州にも行ったりしたから私自身も忙しくしていた。

ユンホさんとの結婚が来年の2月なんだけどユンホさんとドレスを見に行ったりができなく自分で選んだがあとで母から地味だと言われてもう一度選んだ。

韓国での習慣がわからないから時間をかけてやった。

ある時ユンホさんから式場やドレスの写真など見たいから撮影現場に持ってきてほしいと言われた。

タクシーで現場に行くが中に入ってからがややこしい。

迷っていたらいつかユンホさんの家で会った女性がいたので声をかけた。

「あの…ユンホさんの家で会った方ですよね？」

H「えっ……あーぁあなたは確かお手伝いさんに見えた………こんなところにどうしたんですか？関係者以外は入れないのに。」

「ユンホさんに頼まれたものを持ってきたんですがわからなくて。」

H「…………ユノに頼まれた？」

「ええ。」

H「頼まれたんじゃ仕方ないけど………ここは仕事場なの。素人がズカズカ来られちゃダメなのね。あなたは婚約者かもしれないけど仕事場はあなたは関係ないし私や仲間たちの場所なの。わかる？」

「はい」

H「………頼まれたものってどれ？私が渡してあげるからだして………あなたは帰った方がいいわ。」

「すみませんでした。…頼まれたものはプライベートなものなので家で渡します。……帰ります。」

H「……………」

私はユンホさんの家で食事を作りながら待った。

待てど暮らせど帰ってこない。

帰ろうかな？
と思い玄関先に行くとドアの向こうで人の気配が。

驚かそうとして靴を持って近くのトイレに隠れた。

なんだか女性と話しているからでるに出れなくなってしまい………

あっあの女性かな？

H「じゃあユノ明日は◯時だから。」

Y「わかった。………どうしたの？」

H「ユノ？今日ユノ機嫌悪かったよね？」

Y「えっ…あゝごめん。みんなは関係ないから。自分のことだし。ごめん。気にしないで。」

H「それって……婚約者のこと？」

えっ！
私のせいで何かあったのかなぁ？
気になって耳をすませた。

Y「うーん……話があって呼んだんだけど…こなかったから…」

H「………きてたよ。」

Y「えっ！来てたの？なんだよ！」

H「……私が注意したから帰って行った。」

Y「注意？！ Aが何かしたの？」