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お義父さん達はお風呂を終え リビングに来られた。
Y父「Aヤ どうだ？ 仕事もしているようだし 忙しいかな？」
「まだ社員ですが時期がきたらパートになる予定です。」
Y父「そうか……ユンホはなんと言ってるんだ？」
「まだ詳しくは話してないです。ユンホさんは忙しいですから。」
Y父「ユンホの仕事を考えると 自由に動けた方がいいんじゃないのか？」
「…….…ユンホさんと話してみます。」
Y父「そうしなさい。今度 時間がある時にお母さんから韓国のしきたりとか色々教えてもらうといい。」
「はい わかりました。」
Y母「じゃあ さっそく。うちは眠る時に水差しを枕元に置いておくのよ。」
「水差し？ あるんでしょうか？」
Y母「あるはずよ。」
私とお義母さんで水差しを探して準備した。
「あっ！ 私 お祖父さんのところに持っていきます。」
Y母「そうね。じゃあ 私達は先に休むわ。おやすみ。」
「おやすみなさい。」
お祖父さんの部屋に水差しを置いてリビングに戻ると ユンホさんがソファーに座っていた。
「ユンホさん……あの……」
Y「……話しがあるのはわかってるから。でも今は両親達もいるし……やめよう。帰ってから話そう。心配かけたくないから。」
「…………はい。」
ユンホさんはそういうと寝室に行った。
私は水差しを持って寝室に行くが
ユンホさんは携帯をみて 私を見ることなく
Y「何？」
「……水差し……水を置きますね。」
Y「うん……もう…寝るから……」
「はい……」
私は寝室を出て シャワーを浴びた。
が…
どこに寝たらいい？
ユンホさんとは ホントに気まづい。
一緒に暮らしていれば そんなことないのかなぁ？
私は寝室に行きにくいしソファーから離れることができないし
携帯を見ていたら いつのまにか眠ってたみたい。
寒さで目が覚めた。
4月とはいえ 冷える。
5時か……
確か お祖父さんは朝早かった筈だ。
服を着替えて 朝食の支度をする。
寒気がする。
風邪をひいちゃったかな？
明日は仕事だし 薬飲んで早く治さないと。
6時過ぎにお祖父さんの部屋の方から大きな音が聞こえた。
急いで行くと お祖父さんはベッドの下に座っていて左手をさすっている。
「大丈夫ですか？ どこか打ちました？」
Y祖父「……いつもと勝手が違うから。つい……失敗したわ。」
「頭は打ってないです？ 手は……」
Y祖父「うっ……痛い。」
「腕は折れてると思います。」
Y祖父「失敗したなぁ…」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年5月3日 15時
