36 Y ページ36
朝 隣にAはいなかった。
飛び起きてリビングに行くと Aは朝食の支度をしていた。
「何やってるの？ 寝てればいいのに。起きたらいないから心臓止まると思ったよ。」
A「 汗がすごかったからシャワーを浴びたんです。でも なんかスッキリして。」
食事を終えて 2人でソファーに座っていた時に 話しをした。
ホントはあの初夜のこととかを話した方がいいんだろうが 今はAは体調がよくないから そんな時にあえて悲しませる必要はないと思い 違う話しをした。
「A？ 一緒に住もうよ。」
A「でも まだマンションが決まってないし……仕事も……」
「うん。まだ決まってないけど なるべく早くするから……ただ Aの希望が全部通らないと思う。」
A「えっ？ 私 何か希望だしましたっけ？」
「ううん。直接言ってないけど。夜景が綺麗なとこ。最新型。湯船がある。充実したキッチンとか……」
A「そんな……私 今のマンションでもいいですが……」
「俺がしたいから。」
Aは少ししてから
A「ユンホさん 。私 横になってもいいですか？」
そう言ってベッドに寝た。
早く治ればいいな。
俺はシャワーを浴びてから買い物に行った。
昼食と夕食を作ろう。
スーパーで食材を見ながら考える。
が……思いつかない。
とりあえず 果物 飲み物 パン お菓子 キムチをカゴに入れ もう一度食料品の場所を回った。
！ ！
滋養強壮にはサムゲタンだ。
携帯で調べながらサムゲタンの材料をいれ
あっ！
Aはジャージャー麺が好きだ。
ジャージャー麺を作るのは大変だから インスタントで……
漬物も買って
お寿司も買っておこう。
なんか…
何人家族？ってくらい買ってしまった。
とりあえず冷蔵庫に入れた。が…
パンパン……←
全部入れたが 時間をみると もう12時近い。
俺はどれだけスーパーにいたんだ。
昼は軽くジャージャー麺かな？
せっかく入れた冷蔵庫の中から なんとかインスタントのジャージャー麺を探しだし 袋の裏をしっかり読みながら 指示通りに作った。
我ながらナイス。
あと お寿司と果物をだして……
材料を出すたびになぜか冷蔵庫が閉まりにくくなる。
何故に？
まぁ そんなことはいい。
寝室に行く。
Aは可愛い顔で眠ってる。
思わず Aの口にチューをした。
さすがに俺だって 病気のAに舌は入れないよ。
「A？ 起きて。お昼食べよう。」
A「お昼ですか？……」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年5月3日 15時
