6 Y ページ6
Aが色っぽかったって？………
う〜〜ん？
わからない。
……わからなかったって答えるか？……
ダメだ！
キュヒョンはともかく 弟のミノがわかってるから………
それなのに 夫の俺がわからないなんて言えない！
意地でも！
CM「……ヒョン？ わからなかったらわからないって言えばいいのに……」
「……俺は夫だから もちろんわかってるさ！」
CM「じゃぁ いつわかったんですか？」
「……えっーと ……えっーと ……えっーと」
CM「ヒョン 悪あがきはやめて 認めれば？」
やばい……
どうしよう……
えーい。
あの時にしとこう。
「チャンミナ？ あの時だよ。献血の時！」
CM「えっ？ 献血の時？」
「そうだよ！ ナースのユニフォームで髪をあげてた時！」
CM「あっ！ 確かにそうかも……」
「あの時 俺は熱があったけど 家だったら押し倒してたよ！」
CM「………………」
どうだ！
参ったか！
夫の力を！
ククク チャンミナ 言葉がでないだろ？
CM「あの時 マネヒョンがたしか
『マネ「おい ユノ。Aさんって美人だなぁ。ケバケバしくないし……あのナース服のせいか……妙に色っぽかったし……いくつだ？」
ユノ「マネヒョン！Aをいやらしい目で見ないでよ！俺の嫁なんだから！ ……年？ 聞いてどうするの？」』
って 会話しましたよね？」
「えっ？ そうだっけ？」
CM「そうです！ …………ひょっとして……ヒョンはマネヒョンが言ったことを思いだして言ってませんか？」
「そ そ そんなことないよ！」
やばい……
チャンミナがあの目で俺をじっと見ている……
しまった。
不覚にも 動揺してしまった。
CM「……ヒョン！ 僕を見くびってもらっては困ります。僕にはデカ長の素質がありますから……今 ヒョンの目が泳いだなんて 朝めし前にわかるんです！」
「………でも あの時 ホントにそう思ったから…」
CM「でも それを色っぽさとは思わなかったんでしょう？」
「…………うん」
チャンミナ……追求が強すぎ……
CM「……まぁ 僕もわからなかったし……強いて言えば ヒョンが眠っているAにキスして Aが目を覚ましてはにかんだ時にドキッとしました。」
「チャンミナー。Aをいやらしい目で見ちゃダメだよ！」
CM「…………だって……僕だってAが好きですから！」
「ダメだって！ Aはヒョンスニなんだよ！そういう自覚を持ちなさい！」
CM「自覚って……キュヒョンなんて……本気だから！」
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年6月29日 2時
