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ユンホさんからメールがきた。
えっ！
きてるの？
……どうしよう……
とりあえず電話をかける。
「もしもし……」
Y「A？ 今 Aのアパートの前にいるんだけど…………」
「……ユンホさん…………私 まだ仕事中なんです。……なるべく早く帰るので……待っててください。…………大丈夫ですか？」
Y「A…………待ってるから……早く帰ってきて……」
「はい……」
アパートの前って……
何で知ってるの？
……そんなことより 早く帰れる様にしないと……
大学の保健室での勤務はＯＬと同じ時間帯だ。
あと 自分の業務により残ったりもする。
業務時間終了ですぐ帰らないと…………
何だか心配…………
急いで家に帰った。
…………
ユンホさんがいる………
眠ってる……
疲れたのかな？
何だか嬉しい……ユンホさんかわいいな…
起こさなくっちゃ
「ユンホさん 大丈夫ですか？」
Y「…………A？」
「……はい……お久しぶりです。」
ユンホさんは何だか驚いて目を丸くしている。
Y「……A……髪が……」
「……はい……髪型……変えました。……おかしいですか？」
ユンホさんは何も言わなかった……
髪の毛か…………
私は長かった髪をバッサリ切っていた……
……この髪型……合わないんだ……
さっきまでの嬉しかった気持ちが一気に退いていった。
私はユンホさんの視線から外れたかった。
「ユンホさん 人目がありますから中に入りましょう。」
と言って 先に中へ入った。
と言っても ユンホさんを避けてばかりじゃぁいけないから……話をしなくっちゃ。
……また 可愛いげがない 女子力がないって思われてるのかな？
ほんと……上手くいかないな………。
ユンホさんは部屋が広いことが気になったみたいで……
私は正直に両親が泊まれる様にと それと 恥ずかしかったけど…親に援助してもらっていることを話した。
ユンホさんは大して表情も変えず聞いていた。
私はユンホさんに聞いた。
「……ユンホさん……今日はどうしたんですか？」
Y「メールしたよ。会いに行くからって……婚約発表したんだ。人目を気にせずAと会えるから。」
確かに 近い内に会いに行くからってメールはあったけど………
ほんとに来るなんて……
Y「お義父さんに無理言って教えてもらった。」
そうか……
お父さんか……
Y「7月には兵役に行くから……数ヶ月前から海外には行けなくなるから……Aに会いたかった。」
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年6月29日 2時
