31 ギュ ページ31
お義母さんとお義父さんが話し合いをしだした。
A母「ねぇ 明日は私 このイケメン達と観光にいくんだけど……どこがいいかしら？」
A父「えっ…3人で行くのか？ えっ？パパは行かない設定？」
A母「えっ…って……こっちがびっくりするわよ！ パパも行きたいの？」
A父「行きたいの？って……ミノ君？ ミノ君はパパとも行きたいだろ？ キュヒョン君も私と行きたいだろ？ ほら 行きたいって！」
A母「2人ともまだ答えてないじゃない……」
A父「あっ！ 荷物持ち兼ドライバーはなしだよ！ 観光のアドバイザー的立場で！」
A母「はい はい」
お義母さんは どうでもいいような返事をして……
僕とミノは笑いを我慢するのが精一杯で………
でも 体は揺れてしまった。
あの眼力のお義父さんがお義母さんに頭があがらないって……
いや 違うか？
お義父さんの手のひらでお義母さんが転がされてるか？……
話し合いで 何だか明日の予定は決まったようだ。
急にお義母さんが
A母「そういえば ギュッたん？ Aに渡す物があるって……何？ 預かればいいの？」
そうだ！
忘れてた。
ここはお義父さんにアピールするところだ。
「はい。実は僕はとあるグループを作っていて……ギュラインっていいます。」
A母「ギュライン！ 知ってるわよ！」
ミノ「ママ ほんとですか？ 僕もメンバーなんですよ。」
A母「もちろん！ 」
「実はAもメンバーなんです。で これ 会員証を持ってきました。Aに渡してほしいです。」
A父「ギュラインって何かね？」
「はい。ギュラインとはゲームや漫画やワインをこよなく愛するグループです。……ちょっとしたオタク系とも……」
A父「ワインはともかく ゲームや漫画は人並み程度だと思うが………」
お義父さんの目が鋭くなった。
あまり ユノヒョンのことは話題に出したくなかったけど……仕方ない。
変に誤魔化しは効かないんだ。
僕はある程度 正直に話そうと思った。
「はい。お義父さんの言われる通りです。僕らはユノヒョンとAのことは知ってます。でも 今年の1月にミノのコンサートの後に食事をした時に ユノヒョンと離れたってAが言ったんです。」
ミノ「ギュッヒョン？ パパにそんなこと話さなくも……」
「ミノヤ。お義父さんには ちゃんと話さないと……誤魔化したって そんなの何の意味もないよ！」
ミノ「…………はい」
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年6月29日 2時
