11 婚約発表 1 ページ11
Aにメールしたが相変わらず返信がない。
【俺のどこが好き？】
前に赤ちゃんみたいにかわいいって……
違うだろ？…………。
……周りや俺が嫁って言ってたから なんとなく雰囲気に流されてた？とか？……
情？
………
Aが他の男と付き合ったら？………
Aが他の男とキスしたら？…………
Aが他の男に抱かれたら？…………
ダメだ！
ダメだ！
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明日は誕生日だ！
婚約発表の日だ！
明日っていっても もう数分で そうなる。
事務所からは 発表の内容に指示はなかった。
俺の思うようにしていいってことだ。
ペンに分かってもらえるように誠意を持って話さなければ………
そんなことを考えていたら メールがきた。
時計をみると2月6日 0:00 だった。
誰だ？
こんな時間に……
【ユンホさん
誕生日 おめでとうございす。
プレゼント 送れなくて ごめんなさい。
A】
…………
Aだ！…………
俺は なぜだか 涙がでてきた…………
Aに会いたい…………
俺はしばらくボッーとしていたが 婚約発表をちゃんとしなくてはと思い そうそうに寝た。
婚約発表は午前中だ。
ソウルのホテルで行った。
事前に事務所から各メディアに内容を伏せた連絡がいってるからか かなりの数の記者やカメラマン テレビ局だ。
メディアは まさか 婚約発表とは思ってないだろ…
際どい質問や 嫌なことも聞かれても 毅然として答えるんだ。
よし！
いくぞ！
俺は東方神起のカリスマリーダー
ユノ ユンホになり
メディアの前に立った。
俺が会場に入ると フラッシュの嵐だ。
司会が 今日の会見の時間と注意などを説明した。
「本日はお忙しい中 私 東方神起ユノ ユンホのためにお集まり頂き ありがとございます。
今日は私の個人的な事でこのような場を設けました。
……私 チョン ユンホは 婚約いたしました。」
会場内がどよめき フラッシュが雷の様に降ってくる。
しばらく フラッシュの嵐はやまなかった。
司会から
注意がながれ 俺が話す時となった。
「私は祖父の勧めでお見合いをしました。
婚約者は26歳の日本人女性です。
一般人なので 名前や顔などは控えさせていただきます。
私は今後 兵役も控えていますので 結婚は兵役後になる予定です。」
ノドがカラカラだ。
ミネラルウォーターを飲む。
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年6月29日 2時
