158 CM ページ8
「そ そ そんなことないって。ウォルがクズッた時は大変だった。お前を連れてきて 落ち着いたんだ。」
A「………………そうかな？………ウォルが泣いてたら絶対わかるのに。」
「それは……俺がウォルをなだめたから。」
A「なだめた？」
「おぅ。」
俺は指をさした。
Aは俺の指さす方を目で追って
A「……アンデーーーー。」
Aは自分の露わになった胸を両手でも隠した。
「だって……ウォルがグズる時は……仕方ないだろ？
ホントは違う。
…………たぶん……俺がやった。
実家で2人で抱き合って寝た時に
知らない間に 俺が触ってたんだ。
直触り…………。
きっと その時と同じだと思う。
でも それを言うと また 一緒に寝ないって言いだすから……
ここはウォルに協力してもらってだな……
A「だったら起こしてよ。」
Aはぶつぶつ言いながら 服やブラを直した。
A「……今 何時？ 」
「8時だよ。」
A「えーーー！ 大変！ 」
Aは慌ててキッチンに行った。
俺は また横になってウォルをみた。
小さな口をモゴモゴさせてる。
もうすぐお腹が空くかな？
「ウォラ〜 ごめんな。ウォラのせいにして。でも そうしないと お父さんはお母さんに怒られるし……一緒に寝てくれないだろう？ そうしたらお父さんは眠れなくなって 病気になっちゃうから。ね？ ウォラも協力してね。」
ウォルの顔中にポッポしていたら
ウォルが泣き出した。
「ウォラ〜起きたの？ さあ…お母さんのとこに行こうか？」
ウォルを抱っこしてリビングに行った。
「ウォルが起きた。どうする？」
A「あっ……離乳食をあげるから ラックに座らせて。」
「俺がやる。」
A「でも……時間は大丈夫？ 今日 寝坊しちゃったから。」
「昼からだし……今日は1〜2シーンだけだから 早く終わるし……。」
A「うん……。」
俺はウォルに離乳食を食べさせた。
ウォルは美味しそうに食べているけど……
美味しいのか？
食べてみるが かなり薄味で…………不味い。
「A！ ウォルにこんな不味いもんを食わせてるのか？」
A「赤ちゃんには薄味じゃないと…………大人みたいに味が濃かったら 味覚がおかしくなっちゃうじゃん。お腹がビックリするから。」
「ふーん……そんなもんか……」
ウォルの離乳食を終えて 俺はAと食事をした。
「なあ？…………実家でお父さんの好きなものばかり作ってたけど……」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年8月12日 0時
