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俺は呆然としていたが
時間が経つにつれ 壁を殴った俺の手の痛みがわかりだした。
痛い…………
俺の手くらい 見てわかるだろう痛みだったら
よかったのに…………
そうしたら すぐわかったのに。
心の傷って……
深くならないとわからないんだな。
Aちゃんは弱音をはいちゃいけないって……
同じ武道をやっている俺には
頼れなかったんだ。
あぁー そう言えば
チャンミンが入院した時に
ヒチョルヒョンがチャンミンにAちゃんのことを話す時に 俺に席はずせって言った。
俺がチャンミンにもAちゃんにも近いから
近い人間に知られたくないこともあるって。
あの時は なんとなくわかったような感じだったけど 今は 良くわかる。
Aちゃんにしたら
チャンミンに愛されてない
子どももいらないって
言われた 嫁って
俺が知ってるってわかったら…………
惨め。って思うよな……
これだけ騒ぎになっていたら
双方の両親にバレるのも時間の問題だ。
どう 申し開きをするんだ。
「チャンミン！ お前 どうする気だ！」
CM「……………………」
マネ「ユノ……たまたま3日休みだ。その間 マスコミの動向を見ようと思う。事務所とも相談する。」
「Aちゃんやウォルや両親達はどうするんだ？ 皆んなに わかるのも時間はかからないはずだ。」
マネ「……まず 嫁についててやれ。嫁と子どもと離れちゃダメだぞ！」
CM「はい…………ユノヒョン？…………」
「なんだよ？…………お前……Aちゃんを好きなんだよな？」
CM「好きです。」
「ウォルへの責任だけでって意味じゃないよな？」
CM「ウォルが産まれたて数ヶ月はそんな気持ちもあったんだと思うけど……入院してから少しずつわかってきて……Aとウォルが大切ってわかったから。」
「………………わかったって…………お前なぁ……今更 過ぎたことを言っても仕方ない。お前が先ず考えなきゃいけないのはAちゃんのことだ。お前自身が対処しないといけない。」
CM「……はい。」
「お前がAちゃんの信頼を得なきゃダメだ！ 全てはそれからだ。」
CM「……はい。」
「世論もマスコミも もっと騒ぐはずだ。……ジヒョンがでてきてコメントしたらどうなる？」
CM「……………………」
「全てはお前のいい加減な甘い考えや態度が招いたことだ！ 自分でちゃんと対処しないと…………Aちゃんもウォルも東方神起も失うぞ！」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年8月12日 0時
